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シューベルト 交響曲第8番ロ短調D759「未完成」

unfini.jpgシューベルトの交響曲において未完成派、グレート派、そんものがあるとしたら私は未完成派になるかな。若い頃は「グレート」のほうを好んで聴くことが多かったのですが最近はその長さが鬱陶しくなってしまい、特に3楽章以降でへこたれてしまい、疎遠になっていて未完成のほうを選んでしまいます。メロディの美しさ、絶望とはかない憧れが交差する情感。なんど聴いても心にの奥まで染みこんでる密度の高い名曲、30分足らずというのも◎です

今回はバレンボイム/ベルリン・フィルの演奏です。この頃のバレンボイムはCBSに同じコンビで幻想交響曲なども録音していて録音面でも話題になったと記憶しています。優秀録音と聞くと今も昔も購入意欲をそそられる私、幻想は買わなかったのですが店頭でかなり安くなっていたのを見つけた未完成の入ったシューベルトを買ったみました。普通だったらオーケストレーションが派手な幻想交響曲を選ぶのでしょが、こちらは店頭になかったですね??
当時、我が家で鳴らしてみたら、期待に反していい音ではなかった。元々音に期待して買ったCDだったので20年以上はラックの中で眠っていたわけです。そして今年、この家が出来て新しい部屋に引っ越してきたオーディオ。環境が変われば音も変わるのは当然ですが、こんどの部屋との相性が良かったんでしょうか、吸音材とか特に対策はしていないのですが伸び伸びと鳴りだしました。以前の部屋では窮屈そうだったんですがスピーカーが場所を得たというべきでしょうか。また細部の調整を重ねていった甲斐もあったのか同じソースが以前とは別物のように鳴ってくれだしました。以前は上手く鳴ってくれなかったCDが気持ち良く聴ける、これは嬉しいものです。毎日、古いCDを引っ張りだして楽しんでいます。そういうCDの中の一枚がこのバレンボイムの「未完成」というわけです。

1984年 ベルリン・フィルハーモニーでの録音。DGGのカラヤンと同じオケとは思えない全く違う響きなのは、やはりプロデューサーの違い、録音機材の違いなのでしょうか。レンジはあまり広くないのですが長い残響を伴った柔らかい響きで非常に雰囲気が豊か。鋭さがなくて、いい意味で丸みを帯びた肌触りのよいピラミッドサウンドは魅力的。広がり、奥行き感も十分でスケール豊かな未完成が楽しめました。バレンボイムはフルトヴェングラーを心酔していたようですが確かにそれを思わすような音価を十分にとり振幅も大きなスケールの大きな演奏になっています。情緒纏綿といったものとは違いますが録音も含めてこういう大きな未完成もいいものでした。  録音92点
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