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ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調作品131

131.jpgイッセルシュテット指揮、ウィーン・フィルの「運命」を聴いていたらウィーン風の弦楽四重奏曲が聴きたくなり今日はバリリ四重奏団のCDを取り出しました。
曲はベートーヴェンの名作中の名作、作品131の弦楽四重奏曲です。後期の弦楽四重奏曲を聴いたのはスメタナ四重奏団による15番が最初でした。この曲、後期の難解とというイメージにしては分かりやすかったんですね。一度聴いて大感激、今までとは異次元の音楽を耳にした思いで一杯でした。特に3楽章から終楽章は文字通り頭を垂れて聴いていました。この15番が良かったので、それではと勇んで買い込んだのが同じスメタナによる14番でした。わくわくしながらターンテーブルにレコードをセットして針を降ろして・・・いや~チンプンカンプンでしたね~何だかさっぱり分かりませんでした。支離滅裂のような音楽には面くらいました。そtれから何度か挑戦してみましたが返り討ちにあって放っておくことしばし。そして数年後のある日。FM放送でこの曲が放送されたのを仕事場で聴いていたら(ブダペストSQ)全く別の曲のように心に入ってきました。特にその第4楽章の素晴らしさには思わず書類を整理する手が止まりました。仕事が終わって早速部屋のオーディオのスイッチを入れて新品同様のスメタナのレコードをかけてみました。何でこんなにも素晴らしい音楽が分からなかったんだろう、ベートーヴェンの後期の音楽ってこんなに素晴らしいものなのか、そんな感慨に浸りながら聴いていたのを覚えています。
以来、ベートーヴェンの作品から交響曲なら「英雄」、ピアノソナタなら作品109、弦楽四重奏曲なら迷わずこの作品131を選ぶくらいに大好きな曲になっています
今日聴いたバリリの演奏はウィーン風の優雅な演奏で欠かせない一枚です。一般的なこの曲に対するイメージからすると優雅すぎるかもしれません。しかし、この曲の最大の聴きどころである第4楽章などは時間をかけて熟成したワインのようなコクとうま味を兼ね備えた逸品といえるでしょう。カペーのが超絶の気配を感じさせる別世界の14番ならばバリリのは人間味溢れた現世の名演といえそうです。

1952年録音のモノラル盤。明快な音なのでこの名演を楽しむには十分の音質です。ただ私の盤(MVCW-19601)ではヴァイオリンの音、特に高い方が金属的に響くのが難点です。マスタリングのせいなんでしょうか、オリジナルもそうなののでしょうか
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