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モーツァルト コンサート・ロンド ニ長調 K382

K382.jpg最近「私のモーツァルト」という本を久しぶりに拾い読みしました。音楽好きの著名人がモーツァルトに対する思いをエッセイをまとめたものです。最初に発行されたのが昭和51年なので出てきる演奏家などは古いのですが通して読む必要もなく折に触れて読むにはちょうどいいものです。その中の一つ、音楽評論家である向坂正久氏が書いた「宝石のように大切に」というエッセイが面白かったです。内容は氏が学生時代に音楽喫茶でアルバイトをしていた頃のモーツァルトのK382のコンサート・ロンドにまつわるエピソードを紹介したものでした。このなかで触れていたのがE・フィッシャーのSP盤で氏はこの盤を100回以上聴いたそうでこの演奏を「軽さが沈み、重さが浮かぶ」と表現しています。これを読んでいたら早速聴いてみたくなり久しぶりにラックから取り出しました。
今日聴いてみてこの言葉を私なりに解釈すると「普段聴きのがしてしまうような弱い音、簡単なフレーズが意味を持ち、大きな音も押しつけがましくなることなくすっと心に響く」私の拙い文章ではうまく表現できませんが、こんなところではないかと思っています。
E・フィッシャーのピアノはよく愛情に溢れた音といわれます。確かにその通りと思いました。フォルテもガーンとくることなく優しさに包まれたような響きです。かといってひ弱な訳ではありません。反対に弱音は音がピッシッとしていて、その存在を主張しているが如くであり一音、一音を慈しむように弾かれています。伴奏のオーケストラは指揮者の記載がないのでフィッシャーが指揮も兼ねているのでしょうか?ピアノ同様一つ一つの音を噛みしめていくようなものでピアノに寄り添ったものでした。
暫く聴いていなかった演奏でしたが、以前とは全く違って聞こえ新しい発見がありました。クラッシック音楽の楽しみの一つですね

ピアノ独奏はE・フィッシャー。オケに関しては単に室内管弦楽団と記載されているだけです。
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E・フィッシャー

この記事を読ませてもらって、E・フィッシャーガ弾くモーツアルトのLP盤が一枚
あることを思い出して、聴いてみたくなりました。
今、20番ニ短調を聴いたところです。抑揚や豊かなニュアンスがあり、テンポの
揺れもあって、非常に非凡な演奏であることに気付きました。
ピアノ自体はオーケストラほど目立った抑揚はないですが、転がるような滑らかな
音にキラキラ光るような美しさを感じました。
外見的な派手さではない内面の美しさとでも言うのか、それが曲の全面に流れて
いて実に素晴らしかったです。オケは室内管弦楽団(解説によると、フィッシャー
自身の室内楽団)とあります。
カップリングの24番も聴いてみようと思います。
久しぶりにブログにもしましょう。

NO TITLE

crestさま、いつもコメントありがとうございます。

フィッシャーのは男性的なモーツァルトと思うのですが
そのなかに温かい美しさがあるように思えました。
うまく表現できないのですが・・・

同じLPでしょうか?私もGR盤で同じカップリングのものを持っています
24番のブログを楽しみにしています
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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