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ハイドン 交響曲第39番ト短調HobI-39

haydn39.jpg最近はモーツァルトよりもハイドンを聴くことが多くなっています。特に交響曲においてはそうです。同じようなことをいつもお世話になっているrudoruf2006さまもいっておられました。何故かな、なんて考えていたら吉田秀和氏がハイドンについて語っている文章があったことを思い出しました。
吉田秀和氏はその著の中でハイドンについて次のように語っています。「ハイドンには、ベートーヴェンのように、きくものを感動さすために、雄弁をふるうということがなかった。これは必ずしも欠点ではない。むしろ重大な美点でもあるのだ。」これは吉田氏ならではの分かりやすくも鋭い指摘ではないでしょうか。
ハイドンの音楽って明快で誇張がなく、過度に大声を出したり嘆いたりもしない。かといって心の襞にしみこんでくる細やかさに不足することもないです。このように節度を持った音楽をすんなり楽しめる年齢になったのかもしれません。

そこでハイドンの交響曲を。
39番ト短調HobI-39。モーツァルトのト短調の交響曲や弦楽五重奏曲を先取りしたような激しさを持った情熱的な素晴らしい交響曲でモーツァルトがこの曲から影響を受けたという可能性は極めて高いのではないでしょうか?こういう曲を聴くとハイドンは単に沢山の交響曲を作曲したからではなくて色々な可能性を交響曲で試し創作した真の意味での「交響曲の父」であったと改めて知らされました。

演奏はシャンドール・ヴェーグ指揮するザルツブルク・カメラータ・アカデミカです。
明快できっちりとしたフレージングと過度にならないダインミクスから立体的で男性的なハイドンを聴かせてくれます。
ライブ録音ですが音楽同様に明快な音でこの名曲を楽しませてくれます。
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