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ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131

だいぶ前に注文しておいたラサール四重奏団によるベートーヴェンの後期の四重奏曲集が届きました。入荷は予定より早かったのですがマルチバイを利用していたので他のCDの入荷が遅れていたので今になってしまいました。
さて、何を聴こうか?全部を一気に聴き通すような根性も根気もないので、まずは一曲。選んだのは一番好きな14番です。

131la.jpg

この曲は好きですが分かっている訳ではありません。よくこの曲がようやく分かって聴けるようになった、そんなことを言いますが、どうもこの曲には当てはまらないような気がしています。第1楽章、曖昧模糊とした響き、何だかよく分かりません。以前は分からないのでそこで止めてしまったのですが、この分からないところが面白いと思うようになったのです。とらえ所がないので聴くたびに印象が異なり面白い。なんていったら言葉の遊びのようになってしまいそうですが、最近はそう思うのです。
この14番で好きなのはカペーの古い演奏です。それを聴くと別世界に連れていかれるよう、その稟とした佇まい、いい意味での気品ある軽み。演奏様式が古いという批判もあるようですが自分には現実離れしたような音楽が一層引き立つようでこの曲に相応しいと思えるのです。

で、ラサールの演奏です。わたくし高い評価は聞いていましたが、演奏を聴くのは正真正銘始めてでした。FM等でも聴いたことが無かったのです。
聴いてみました。思った通りの鮮烈なベートーヴェンです。曖昧さを許さないような鋭く踏み込んだベートーヴェン。いつもは鼻歌気分で聴いている第1楽章などはそんな気分で聴くことを許さない厳しさと強さ。ピチカートの一つひとつの音にも強い意志を感じさせ、これは襟を正してきかなくちゃ、そう思わせるベートーヴェンです。まあ、この曲自体がそういうものを感じさせるものと思うのですが、特に5~7楽章などはこうまで徹底されちゃうと私のような軟弱な人間には負担になってしまいます。もっと人間を鍛えなくちゃダメです。もう無理ですが(^^ゞ バリリの優しい演奏が聴きたくなりました。

録音は1977年。ベートーヴェンザール。演奏がそうなら録音もハードボイルド??4台の楽器の定位と溶け合いは標準以上でピチカートの音などは鮮烈。ただフォルテになると鮮烈さをこえてヒステリックな絶叫調になって耳をふさぎたくなる音調。うちのオーディオのせいかもしれませんがボリュームを上げて聴くのは辛い音です。試しに仕事場の小さなスピーカーでボリュームを絞り加減で聴いたらなかなか快適でした。 87点
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鋼のベートーヴェン

私も今回はじめてラ・サールのベートーヴェンを聴きました。
いやあ激しいです、迫力です、鋼のようなベートーヴェンです。
一切の遊びやあいまいさを排した演奏。
すばらしい名演奏だと思いますが、少々しんどいのも事実でした。

No title

木曽のあばら屋さん、おはようございます

>一切の遊びやあいまいさを排した演奏。
すばらしい名演奏だと思いますが、少々しんどいのも事実でした。

おっしゃる通りですね
個人の好みですが
ゆとりというか遊びのようなものが欲しいと思いました
金切り声で説教されてるようでした(苦笑

コメント、ありがとうございました

No title

私もこの3枚組、入手しました!
感想は微妙です……。あまりにも期待し過ぎてしまったのかもしれません(汗)
私は第13番から聴いてみたいのですが、この四重奏団の良さが理解できませんでした。
でも、慣れていないだけで、全部聴いたら感想が変わるかもしれません。
そのうち、後期の四重奏曲を順に取り上げてまいりますので、
そのときまでに、きちんとコメントが書けるよう頑張って聴いていきます(笑)

No title

ハルコウさん、こんにちは

私も期待し過ぎた一人です
思っていた通りでもあり
思っていたものは違っていた、でもあり。。。

まあ、私では一回聴いただけでは本当のところはわかりません
忘れた頃に他の曲をアップするかもしれません(^^
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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