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ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調作品67「運命」

今日はクレンペラー指揮、ウィーンフィルの演奏でベートーヴェンの「運命」です。クレンペラーという指揮者は好きとは言えなかったのですが最近は取り出すことが多い指揮者です。以前はどうもあのテンポについていけなかたのですが、いつのまにか抵抗なく聴けるようになったようです。このCDも買ったのは相当前のはずですが、きちんとスピーカーに対峙して聴いたのは今回が初めてです(^^ゞ

kre5_20100602104921.jpg


クレンペラーがウィーンフィルとどの程度演奏していたのかは知りませんが、この演奏ではお互い手探りのようなところがあって、なかなかスリリングなものとなっています。推測ですがクレンペラーの指示い対してオケがついていけなかったり、指示に対して過剰反応したり、そんな風に感じられるところがあるのですが。。。
クレンペラーの演奏を聴くと思うのは石垣です。つまり素のままの巨大な石を積み上げていって、やがてそれが見上げるような石垣になる。そんな感じでしょうか。遅いテンポで丹念に重量感のある音楽を創っていく様がそう感じさせます。フルトヴェングラーの大きくうねるような演奏にはドラマを感じさせますがクレンペラーにはもっと大きなものを感じさせる巨大なものがあります。これを言葉で表すことは難しいです。
巨大な質量感のあるものがじわじわと押し寄せてくる感じ。例えばクライバーの演奏などからは随分遅くまどろっこしい感があるのですが聴いているうちにクレンペラーの大きな音楽に飲み込まれていってしまう、そんな感じです。部分的には他の指揮者のほうが面白いところはあると思いますが、そんなところにこだわって聴く演奏ではないということでしょうか。


録音は1968年ムジークフェラインでのライブ。ライブとしては良く録れた音。広がりは普通ながら奥行き感は十分。特に弦楽とホルンやティンパニとの距離感が自然で。ホールトーンも豊か。歪み感があってSN比が落ちるのは仕方ないところか。ただホールトーン豊かな臨場感はなかなかいい。ややハイ上がりなのと音に厚みが足りないのが惜しい。 90点

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No title

こんんばんは。

何の本だったか、はたまた雑誌だったか、クレンペラーがウィーンPOに客演してこの曲を演奏して、センセーションを巻き起こしたとあったことを思い出しましたが、この演奏なんでしょうか。

クレンペラーのベートーヴェンやブラームスのLPを昔よく聴きました。本当に巨大な音楽という形容が相応しいですね。

No title

バルビさん、おはようございます

このCDに関する評価を本で読んだことはありませんが、ブログではあちこちで取り上げられているようです。どちらかいうと一緒に収められている「未完成」の方が評価が高い?

私が持っている「運命」「未完成」というカップリングのものはこの一枚だけです
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