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ベートーヴェン ピアノソナタ第1番ヘ短調作品2ー1

ベートーヴェン一番シリーズ?今回はピアノソナタです。交響曲の一番、それ目当てで音盤を買ったことはありませんということはエントリーした時に申し上げましたが、このピアノソナタの1番のほうはグールドの演奏が聴きたくて買いました。それまではナットとかバレンボイムの全集物から聴いていた、といってもあまり聴いていませんでしたが、ある日FM放送でグールドの演奏を聴いてこの曲に対する認識が一変してしまい買い求めた次第でした。

gould1.jpg

特に面白かったのが第3楽章のメヌエット。グールド特有のノンレガートで奏でられた音楽のなんと雄弁で魅力的なことよ!このグールドの演奏でこの楽章を聴くたびにバッハのパルティータの1番のメヌエットを思い出してしまいます。そして第1楽章、何か見知らぬ世界に恐る恐る足を踏み入れる時の不安感、緊迫感のようなものが感じられる印象深いふしで始まるベートーヴェンらしい簡潔で立体的な音楽にも魅了されました。終楽章もベートーヴェンの後のソナタ、例えば「悲愴」や「月光」の出現を予感させるい十分の激しくも勢いのある力強いもので聴き応えがあり中期の名作にもひけをとらないソナタと思いました。演奏時間が全4楽章で約20分というのもちょうどいい長さです。グールドの演奏はこの曲の面白さを教えてくれた演奏。ポツポツとした音から独特の叙情を醸しだし、ノンレガート奏法から小気味よいダイナミクスと心地よいテンポが引き出し実にこの曲を魅力的に聴かせてくれました。

録音は1974年。格別に凄い音でもないけれども不満もない、そんな音。中央にグールドらしい明瞭でクッキリとした乾いた音が聴けます。  92点

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ベートーヴェンのピアノソナタ第1番を聴く

若い時代のベートーヴェンの作品には、晩年には見られない、若々しく活動的な魅力があります。「モーツァルトやハイドンの影響を受け、未だベートーヴェンたりえていない作品群」とは決して言えない、「若いベートーヴェン」という独自の魅力の宝庫です。一例を挙げれば、...

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No title

ごく初期のソナタは、あんまり聴いてこなかったですね。グールドのは面白そうですけれど、持っていません。

コヴァセヴィチとポミエの演奏を聴いてみましょう。


先週末22日は、今年度初めの我が群響の定期がありました。今回は、新シェフ沼尻竜典さんの就任披露公演でもありました。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とショスタコーヴィチの第12交響曲で、大変な熱演でした。ほぼ満員の盛況で、拍手喝采鳴り止まず。

今年も「おらがオーケストラ」は楽しみです。

No title

バルビさん、おはようございます

ベートーヴェンの初期のソナタはほとんど聴いておりませんが、この1番はなかなかの佳曲かと思います。
特にグールドで聴くとその面白さが際だつ、と個人的には思っております。

いつもながら充実した音楽ライフを満喫されているようで何よりですね(^^

コメント、ありがとうございました

No title

若いベートーヴェンの魅力がたっぷりの曲ですね。アシュケナージの演奏で聴いております。グールドの演奏は、どんなふうなのでしょう。興味深いです。

No title

narkejpさん、おはようございます

今回もTBいただき、ありがとうございます
記事を拝見させていただきました。
これを読んでいたら、もっとましなことが書けたのに
そんなことを思ってしまいました(^^ゞ

遅まきながら初期の作品の良さに気がつきました
ピアノ三重奏曲は殆ど手つかずです
今後の楽しみにしておきます(^^
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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