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モーツァルト交響曲第38番ニ長調K504

モーツァルトの交響曲を初めて聴いたのは毎度同じ事を書いてると思いますがテスト盤によるLPでした。それはベルンハルト・パウムガルトナー指揮のザルツブルク・モーツァルテム合奏団による演奏で「ジュピター」と「プラハ」が収録されていました。当時から「ジュピター」よりも「プラハ」のほうが好きで、今でもこの好みは変わっていません。この交響曲は完成がちょうど「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の間の時期にあたっており、この両大作と共通した特徴が随所に認められるというのはここで改めて書く必要はないくらい有名ですね。。序奏部の悲劇的緊張や内的感情のドラマティックな起伏は、「ドン・ジョヴァンニ」を思い起こさせますし、第3楽章の主題は「フィガロ」の第2幕、スザンナとケルビーノの脱出の二重唱とほぼ同じ。単純にいうとドンジョバンニの持つ[影]とフィガロの[陽]がこの交響曲で聴けるという訳です。
今日取り上げたのはベームの演奏、ベルリン・フィルとの少し古いものです。


bohm38.jpg


序奏、この堂々として充実した立派な響き。ティンパニも音自体は大きくなくても質量感のある音で訴えてくる力が強いです。当時のベルリン・フィルのすばらしさがここだけでも分かろうというものです。主部に入っても独特の重厚さのある音、しかしながらモーツァルトの軽妙さを損なっていないところがいいところだと思います。前にも31番「パリ」の記事で同じようなことを書いたかも知れませんが全楽章、ウィーン・フィルではなくてベルリン・フィルとのコンビでこそ為し得たモーツァルトかと思います。U氏推薦のシューリヒトの演奏も好きですが、このベームの構成感がしっかりしていて覇気があり逞しくも流動感ある「プラハ」もお気に入りです

録音は1960年。レンジには限界がありますがバランスが良く低域の伸びも悪くない。奥行き感もあってこの名演を聴くのに不足はなく、オーディオ的というより音楽的な安心して聴ける録音。 90点

カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団




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NO TITLE

ベーム+ベルリンPOのプラハは懐かしいです。ベルリンPOの演奏はおっしゃる通りですね。

最近ヴァント+ベルリンPOのブルックナー8番を買って聴いてみましたが、その充実した響きといったら、ただただ驚きでした。この団体の凄さを改めて再認識しました。


プラハは、言うまでもなくどの楽章も佳いですが、私は特に第1楽章の主題提示部、この颯爽とした、華のある音楽の進行にいつも気分が高揚します。

ベームも佳いですし、クーベリック+バイエルンのものも堂々としていて、しかもしなやかさもあり好きです。

NO TITLE

バルビさん、こんにちは♪

>私は特に第1楽章の主題提示部、この颯爽とした、華のある音楽の進行にいつも気分が高揚します

ここは本当に素晴らしいですね
私もこの部分は大好きです

クーベリックの演奏は38番、39番がうちのコレクションには欠落しています
なぜか買いそびれております(^^ゞ

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