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シューマン ヴァイオリン協奏曲ニ短調

ブログは始めて10ケ月近くになりますが、まだ取り上げていない大物作曲家のものが沢山あります。マーラー、嫌いでもないけど好きでもない、とにかく長くて・・・シューマン、これも難物。作りは上等でも座り心地の悪い椅子みたいで何か落ち着かない、おさまりが悪いようで敬遠したくなるです。
そんな訳で遠ざけてきたのですが今日は思い切ってシューマン??
シューマンの協奏曲というとまずはピアノ協奏曲、お次はチェロ協奏曲ときて。。。ヴァイオリン協奏曲はちょっと影が薄い感じです。
以前、誰の演奏かは忘れましたがこのヴァイオリン協奏曲をFM放送で聴いてチェロ協奏曲よりは好みかなと思いました。シューマンの曲というのはどこか陰鬱な雰囲気があるのですが、チェロ協奏曲の場合はそこにまた重苦しいチェロの音が重なってやりきれなくなります。よほど精神状態の良い時でないと聴く気にはなれません。ところがヴァイオリンの場合はその音色のお陰か、聴きやすい訳です。
曲はブラームスのように重厚であり独奏楽器に扱いもオーケストラと一体化されたところもブラームスに似ている?華やかさには乏しく、繰り返しが多いうえ吹っ切れないようなもどかしさがあります。でも繰り返しになりますがヴァイオリンの音色がそこを助けてくれます。


shuman.jpg


ブログの為、何回か聴いていますが言葉にするのが難しいです。シューマンのいいところ、ロマンが膨らんでいくようなところと、ちょっと勘弁してほしいところ、膨らんだロマンの収拾がつかなくなるところ、この二つが混在しているようで、ある意味ではシューマンらしい音楽でしょうか。この曲は長い間ヨアヒムのおかげで世に出られなかったそうですが、もっと聴かれてもいい曲かなとは思いました。
演奏はシェリングのヴァイオリン、ドラティ指揮のロンドン交響楽団です。
曲自体の馴染みが薄いし、他の演奏を聴いていないので評価は難しいのですがシェリングらしい端正で作品に奉仕した真摯な演奏かと思えました。バックも充実感ある立派なものでした。
録音は1964年。広がり、奥行きは水準。音は若干硬めながら力感あふれた充実していて音楽的な聴きやすいもの。中央にヴァイオリンがクッキリと程よい大きさで定位して気持ちがいい。オケに分解能と柔らかさがあれば優秀録音。 90点

ヘンリック・シェリング(ヴァイオリン)
アンタル・ドラティ指揮
ロンドン交響楽団




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NO TITLE

私が持っているLPと同じ演奏者ですね。もう一曲は、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。

このLPは、あんまり聴いた記憶がありません。もっと聴いてあげないともったいないです。

聴けばおもしろいです。
第1楽章冒頭は、ただただシューマンと分かる劇的なメロディで興味深いですね。ヴァイオリンが入って来ると、リストの何かの曲のフレーズのようで「アレっ」と思います。思い出せません。交響詩だったか。


第2楽章は美しいと思いますが、曲想をなかなか覚えられません。第3楽章に突入する箇所、その後の生き生きとした歌は素晴らしいです。


今年はシューマンも生誕200年ですが

ショパンの方にすっかりお株を奪われてしまっているようで、一般マスコミはシューマンのことをほとんど触れないようで寂しく思っております。

さて、シューマンのヴァイオリン協奏曲は、独特な魅力と分かりにくさを持った曲ですね。シェリングの録音は聴いたことはありませんが、誠実で折り目正しい演奏が聴けそうですね。

私はURLの通りのクレーメルの新しい方の録音で、めったに聴くことはないですが、ときおり無償に聴きたくなるのが私にとってのシューマンです。

NO TITLE

バルビさん、おはようございます

同じものをLPでお持ちでしたか!
私は去年CDを買ったのですが聴いていませんでした

望 岳人さんの言葉をお借りして
独特な魅力と分かりにくさを持った曲
その通りかと思います

もう少し演奏会等でも取り上げられてもいい曲と思いました

NO TITLE

望 岳人さん、おはようございます

TBを避けてわざわざURLを貼っていただき感謝です
その記事、大変参考になりました。

シューマンも生誕200年ですか
知りませんでした

シューマンは40代の頃はピアノ曲を中心に聴いていたのですが
ここ数年はあまり聴かなくなってしまいました。
その独特の不安定さが鬱陶しく感じられるようです

シューマンの曲って…

嵌ってしまうと、地味な演奏にたまらなく魅力を感じるように思います。
最近はジャン・ジャック・カントロフのVn、クリヴィヌ/オランダ・フィルの演奏を聴くことが多くなりました。Vnとオケが対等に会話するような、味わい深い演奏だと私は思うのですが…。

NO TITLE

さすらい人さん、おはようございます

実はまだよく分からないのに記事にしてしまいました(^^ゞ

この曲はエントリーしたシェリングの演奏しか聴いていません
ある日突然この曲に嵌る時がきたら
別の演奏も求めてみたいと思います
カントロフの演奏を候補に入れておきます

コメント、ありがとうございました

ようやく拝見させて頂きました^^;

お久し振りです。
シューマンのヴァイオリンコンチェルトは独特の魅力を持った曲ですが、そもそもシューマンの作風が独特である上に幻想曲風の分かりにくい曲の構成から、好き嫌いが極端に分かれてしまう作品ですね^^;
実はこのシェリング盤、まだ聞いたことがないのですが、バックがドラティというのも魅力的ですね。いずれ聞いてみたいと思っています。

No title

サヴァリッシュさん、こんにちは

おっしゃる通り独特の作風
どこへいってしまうのか
そんな不安定な分かりにくさがありますね
ただ記事にも書いた通りチェロ協奏曲よりは好みで
もっと聴かれてもいい曲かと思いました。

コメント、ありがとうございました
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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