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ベートーヴェン 弦楽四重奏曲ヘ長調「ラズモフスキー第1番」

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を興味を持って聴くようになったのは比較的遅くて30代になってからでした。そのきっかけになったのが「ラズモフスキー第1番でした。特に第3楽章の悲痛な美しい音楽には心底まいりました、こんな音楽があったのかと。これはスメタナ四重奏団のLPで聴いたのですが早速カセットにコピーしたものを友人にあげてとても喜ばれたのも思い出の一つです。それくらい気に入っていた曲なのですが吉田秀和氏がこの曲、その第3楽章を「ここでのベートーヴェンは、あまりにも聴き手への効果を心得すぎているような気がする」、と少しばかり批判的な文を読んだ時にはちょっとがっかりしたのも、もう一つの思い出です。

今日聴いたのはスメタナの演奏ではなくて、それ以上に気に入って写真でも分かるかと思いますがジャケットがボロボロとはいかなくても痛みが激しいくらいに聴いたベルリン四重奏団(今はズスケ四重奏団)の演奏です。


raz1_20100402103516.jpg



これは以前CDでも購入したのですが何となく音が違うと感じたので処分、今では個人的にCDに焼いたもので聴いています。
40年くらい前になるかもしれませんが、当時のベートーヴェンの四重奏曲というとブダペストとスメタナがステレオ録音での両雄という感じでした。私も一応全部ではなくてもこの曲は両者のものを聴いています。あえて言うとブダペストが硬なら、スメタナは軟、その中間に位置するのがベルリンという感じです。
この演奏の素晴らしさを私の拙い文章で表現することはできません。際だった特徴がないのです。4つの楽器が鳴りきっていて実に充実した音楽が展開していく。特に変わったことはしていないのにこの音楽の持つスケールの大きさと深い叙情がじわっと押し寄せてくる感じ。第3楽章の深さと広がり、終楽章の推進力などどれも素晴らしく、ベートーヴェンのこの名四重奏曲の最右翼に置きたくなる演奏。そいいうことしか書けません。なお、他の2曲もこれと同等、それ以上のもので座右の音盤です!

録音はLPからのコピーなので評価はしずらいです。若干広がりに不足するほかは十分なレベルの音で聞けます。 これは今キングからリマスターで発売されているようです。少し前の音源にしてはちょっと高い?でも今回聴いてCDで欲しくなり注文しました。
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こんばんは。

「こんな音楽があったのかと」とは、まさに言い得て妙。私も全く同感です。深く心にしのびこんでくる音楽。

今晩は!

私が室内楽を聴き始めたのは、30歳代の後半でした。
スピーカーを英スペンドール社製に変えたとたんに、嗜好が変わってしまいました。
それまで所有していたスピーカーからは、室内楽の微妙なニュアンスを聴き取れなかった為だったと考えています。

その記念すべき転換点で聴きこんだのが、スメタナSQのラズモフスキー1~3番。とりわけ1番は、擦り切れるほど聴いたものでした。

この曲の記事に以前コメントをいただき

ありがとうございました。

ベルリン・カルテット(ズスケ・カルテット)の録音は根強いファンがいるようですね。残念ながらラズモフスキーの彼らの録音を聴いたことがないのですが、今アルバン・ベルク・カルテットの流麗な録音を聴きながら、ズスケの少し朴訥な演奏スタイル(14番をよく聴きました)を懐かしく思い出しております。

スメタナ・カルテットのラズモフスキーはエアチェックで親しみ、後にLPで買い直したもので、ここしばらく耳にする機会がないのですが、また聴いてみたいですね。

吉田御大の「私の好きな曲」ですが、第3楽章は、効果を狙って書いたものではないと、個人的には思っております^^;

NO TITLE

バルビさん、おはようございます

ラズモフスキーは3番の次にこの1番を聴いたと思いますが
まったく違うベートーヴェンを聞いた思いでした

おっしゃる通り心の奥深くまで訴えてきますね

コメント、ありがとうございました。

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さすらい人さん、おはようございます

スピーカーで音楽の嗜好が変わることってありますね
うちのスピーカーは大編成は苦手なので
自然と室内楽等を聴くことが多くなっているようです

スメタナのLPは私も大変お世話になりました
CDもこれ一曲で3800円のを買いました。

コメント、ありがとうございました

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望 岳人さん、おはようございます

コメントさせていただいたこと、忘れてました(__)

個人的な好みと曖昧な記憶によると
この団体のベートーヴェンは
ラズモフスキーの3曲が白眉かと思いました
別に後期のが落ちるのではなくて
ラズモフスキーが良すぎる!?

みなさん、ベートーヴェンの四重奏曲ではスメタナは避けて通れない道だったようですね
あの頃はベートーヴェンといえばスメタナかブダペストでしたから。

コメント、ありがとうございました

ズスケはいいですね

こんにちは。
私はベートーヴェンではジャンルとしては弦楽四重奏曲が一番好きなんではないかな
と、最近思うようになりました。
少なくとも交響曲よりは好き。
ピアノ・ソナタよりも・・・やっぱり一番好きみたいです。

ラズモフスキーの3曲はどれも甲乙つけがたいですね。
あ、でも「ハープ」も好きです。
お気楽な標題のせいで誤解されがちですが、
緩徐楽章のデモーニッシュな雰囲気など、
やはり後期のとば口、深遠な作品だと思います。

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木曽のあばら屋さん、おはようございます

私もベートーヴェンでは弦楽四重奏曲が一番好きだと思います
交響曲よりは確実に好きです

以前持っていたLPは裏面に「ハープ」が収録されていましたので
よく聴いていましたがCDになってからは
あまり聴いてなかったような、、、^_^;

近いうちに聴いてみます
コメント、ありがとうございました

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私が初めて聴いたベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、ラズモフスキー第3番で、演奏はジュリアードQのものでした。CDでは、アルバン・ベルクQのもの(スタジオ録音の方。初期盤がまろやかな音で聴き易い)ばかりずっと聴き続けていました。それらに慣れてしまったせいか、ベルリンQ(ズスケQ)の演奏は穏当な演奏という印象で物足りなさを覚えていたのですが、これを機会に聴き直してみようと思います♪ ご紹介ありがとうございました。

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ハルコウさん、おはようございます

私は最初に聴いたベートーヴェンの弦楽四重奏曲は4番でブダペストSQのLPでした。

ABQのものは最初の録音で後期のものを持っていますが
ラズモフスキーはありません
その昔エアチェックしたライブテープはあるのですが。

ベルリンSQの演奏は曲の良さが際だつ良い演奏と思っています
これは昔から好きな演奏なので思い入れ過剰かもしれません(^^ゞ

NO TITLE

ごめんください。
拙ブログへ、ありがとうございました。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲はベルリンクラシックスのズスケ四重奏団のセットを持っている外は、カルミナ四重奏団とスメタナ四重奏団の単品を持っているくらいです。それほど詳しい聞き手ではありませんが、ズスケ四重奏団のセットはすばらしいです。初期からラズモフスキー、それから後期へと、ベートーヴェンの世界へ聞き手を誘ってくれるのでは。よく練りこまれていて、素直で重くならないところが良いです。
よろしくお願いいたします。

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kazuさん、おはようございます

すいません、長いので勝手にkazuさんにしていただきます
拙ブログにお越しいただきありがとうございます
ハルコウさんのブログでよくお名前は存じておりました

ベートーヴェンの四重奏曲ではズスケのは指折りだと思います
私も沢山は聴いていないので偉そうなことは言えませんが(^^ゞ

それからイッセルシュテットのベートーヴェンは私も好きです
拙ブログでも4番、5番を取り上げております

私はナマクラ愛好家です
お気軽にお越しいただけたら幸いです
よろしくお願いします
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Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

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