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モーツァルト ピアノとヴァイオリンの為のソナタ変ロ長調K454

今日はモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを。
この作品は、当時ウィーンを訪れていたストリナサッキというヴァイオリニストのために作曲されたもので、モーツァルトのピアノとの競演で演奏しました。ただし、モーツァルトは当日、ようやくヴァイオリンのパートを書き上げて、自分のパートを書く暇がなかったため、覚書程度にメモをした楽譜を見で、リハーサルなしで彼女と演奏したが、大喝采を博した、らしい・・・モーツァルトにこの種の逸話には事欠きません。
堂々とした序奏から始まり溌剌とした曲想の第1楽章、瞑想的で深い情緒をたたえた第2楽章、快活なロンドの終楽章。規模的にも構成的にも300番台とは違った趣を持った、それまでのピアノ主導から脱却してヴァイオリンソナタらしいものになっています。

oist454.jpg


演奏はオイストラフのヴァイオリン、ピアノはパウル・バドゥラ・スコダです。この演奏は最初に発売された時は評価が分かれたように記憶しています。故大木正興氏は絶賛していましたが他の方の評価は芳しく無かったような?昔のことなので(多分1973年頃)定かではありませんが。

今回、久しぶりに聴き直してみると評価が分かれた理由が何となく分かるような気もしました。オイストラフのヴァイオリンは構えが大きいというか呼吸が深いというかやや大上段に構えたようで、いささか牛刀をもっての感がしないでもなく、当時はもっと軽やかなウィーン風の演奏が主流で、例えばバリリ、ボスコフスキーそしてグリュミオーなど。そこが評価の分かれたところでないかと素人の私なりに思ったところでした。一方スコダのピアノは素晴らしい。後ろでどっしりとヴァイオリンを支えている感じでいながらピアノの魅力を十分に聴かせてくれていて大人の伴奏という感じです。

録音は1973年。ウィーン。右中間やや奥にピアノが定位。ヴァイオリンは中央やや奥まって定位で前に張り出してくる録音ではないようです。音像はやや小さめでそこの演奏者がいるというものではない録音。ピアノは温かくて柔らかな音色、ヴァイオリンは芯のしっかりした強い音。このあたりも合わせもとしての評価が分かれたところかも? 90点

ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
パウル・バドゥラ・スコダ(ピアノ)
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非公開コメント

オっ、模様替えをしましたね。結構な感じですよ。


K454。
オイストラフなら、やはり恰幅よく、大きな歌い方をするのかなと思いますね。

私の所有は、フィリップスから出ていた、クララ・ハスキルの5枚組LPで、ヴァイオリンはグリュミオーです。

こちらはヴァイオリンの美音を生かした、きれいな演奏ですね。ハスキルのピアノは、なんだかもやもやとした感じがするんですが、かえってそれがこの曲に合っているような。

これは佳い曲ですね。

バルビさん、こんにちは

ヴァイオリンソナタは好みなのに
大本命のグリュミオー盤はK378等が収録された一枚だけしか持っていません。クリーンとの共演盤は持っているのですが。。。

この曲ではシェリング/ヘブラーの演奏も好きです。

衣替えはTBが上手くいかないので変えてみました
よくわからないのですが(・・?
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