2010-03-17 (Wed)✎
たまにはエアチェックのことを。エアチェックも夢中になると、そのうち録ることが目的になってしまい聴かないテープが増えていくことになってしまうのですが、これはまだ録ったものを大事に聴いていた頃のものであり曲の良さ、組み合わせの面白さ、録音の良さと三拍子そろったテープということで随分と聴いたものでした。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンはギドン・クレメール、アバド指揮するロンドン交響楽団がバックです。
これは録音データがきちんと残しておいてありました。1977年8月3日 ザルツブルク音楽祭大ホール。放送されたのは同年の12月7日です。ついでにチューナーはマランツ#125 TEACのA-6700という2トラ38デッキで録りました。テープは写真の通りマクセルのUDです。このテープをDATにコピー、それをCD-Rに焼いたものです。
<
久しぶり、ほんとうに久しぶりに聴いてびっくりしたのは、その音の良さ。とてもエアチェックとは思えない自然な響きでホール一杯に鳴り響く感じ。ホールのせいかオケは柔らかさと重厚さを備えたピラミッドサウンド。ズシリと響く低弦の生々しさは下手なCDを上回るといっても過言でないくらい。奥行きも抜群、ホルンやティンパニの距離感などがリアル、いや~ホントにいい音で録れたものだと我ながら感心していまいました。
この演奏にもカデンツァは話題になったシニトケのものが使われていますが、当時聴いた印象とは違ってすごく面白いものに聴けました。ティンパニの音に先鋭なヴァイオリンをからませたもので秀逸なものと思いました。歳とともに嗜好は変わっていきますね。
クレメールのヴァイオリン、このベートーヴェンでは、それほど鮮烈という感じではありませんが、やや細身ながら芯にしっかりした音でアバドの充実した音楽をバックに古典美から逸脱することなく、ベートーヴェンのロマンティックなメロディーを繊細に歌いあげています。録音状態も含めて素晴らしいベートーヴェンです。これはCD化されているのでしょうか?されていたら是非欲しいです。音の比較もしてみたいし。。。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンはギドン・クレメール、アバド指揮するロンドン交響楽団がバックです。
これは録音データがきちんと残しておいてありました。1977年8月3日 ザルツブルク音楽祭大ホール。放送されたのは同年の12月7日です。ついでにチューナーはマランツ#125 TEACのA-6700という2トラ38デッキで録りました。テープは写真の通りマクセルのUDです。このテープをDATにコピー、それをCD-Rに焼いたものです。
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久しぶり、ほんとうに久しぶりに聴いてびっくりしたのは、その音の良さ。とてもエアチェックとは思えない自然な響きでホール一杯に鳴り響く感じ。ホールのせいかオケは柔らかさと重厚さを備えたピラミッドサウンド。ズシリと響く低弦の生々しさは下手なCDを上回るといっても過言でないくらい。奥行きも抜群、ホルンやティンパニの距離感などがリアル、いや~ホントにいい音で録れたものだと我ながら感心していまいました。
この演奏にもカデンツァは話題になったシニトケのものが使われていますが、当時聴いた印象とは違ってすごく面白いものに聴けました。ティンパニの音に先鋭なヴァイオリンをからませたもので秀逸なものと思いました。歳とともに嗜好は変わっていきますね。
クレメールのヴァイオリン、このベートーヴェンでは、それほど鮮烈という感じではありませんが、やや細身ながら芯にしっかりした音でアバドの充実した音楽をバックに古典美から逸脱することなく、ベートーヴェンのロマンティックなメロディーを繊細に歌いあげています。録音状態も含めて素晴らしいベートーヴェンです。これはCD化されているのでしょうか?されていたら是非欲しいです。音の比較もしてみたいし。。。
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NO TITLE * by 天ぬき
crestさま、こんにちは
マランツの同じものをお使いでしたか!!
わたしは
同軸ケーブルが繋げない
SN比がやや悪かった
この二つの理由で手放してしまったのですが
非常に後悔しました
ウッドキャビに収まった風格あるデザイン
音も代わりに導入したヤマハT-9より遙かに良かったし、、、
どうぞ大事にお使いくだいませ
マランツの同じものをお使いでしたか!!
わたしは
同軸ケーブルが繋げない
SN比がやや悪かった
この二つの理由で手放してしまったのですが
非常に後悔しました
ウッドキャビに収まった風格あるデザイン
音も代わりに導入したヤマハT-9より遙かに良かったし、、、
どうぞ大事にお使いくだいませ
NO TITLE * by バルビ
>crest
「オープンデッキ」「エアチェック」…、誠に懐かしい言葉ですね。私も同様、昔はよくやってましたよ。同士(同志)! 天ぬきさんも同士(同志)!
>天ぬきさん。
私の大好物の曲。
クレーメルのカデンツァは、面白いですね。私のCDは、テンシュテットと北ドイツRSOがバックのライブ録音ですが、やはりシュニトケのものでした。
普段は、この曲は、フランチェルカッティのヴァイオリン、ワルター指揮コロンビアSOのものを良く聴きます。ワルターのLPですから、例によって低音がバッチリ出ていて、深々しく温かい演奏になっています。
「オープンデッキ」「エアチェック」…、誠に懐かしい言葉ですね。私も同様、昔はよくやってましたよ。同士(同志)! 天ぬきさんも同士(同志)!
>天ぬきさん。
私の大好物の曲。
クレーメルのカデンツァは、面白いですね。私のCDは、テンシュテットと北ドイツRSOがバックのライブ録音ですが、やはりシュニトケのものでした。
普段は、この曲は、フランチェルカッティのヴァイオリン、ワルター指揮コロンビアSOのものを良く聴きます。ワルターのLPですから、例によって低音がバッチリ出ていて、深々しく温かい演奏になっています。
NO TITLE * by 天ぬき
バルビさん、こんばんは
クレメールのものはCDでは持っていないので、これだけです
同じクレメールでもアーノンクルールのものは食指が伸びません。。。
テンシュテットのものは例によって知りませんでした」(^^ゞ
フランチェスカッティのは私も好きです
美しくて温かなベートーヴェンですね
コメント、ありがとうございました
クレメールのものはCDでは持っていないので、これだけです
同じクレメールでもアーノンクルールのものは食指が伸びません。。。
テンシュテットのものは例によって知りませんでした」(^^ゞ
フランチェスカッティのは私も好きです
美しくて温かなベートーヴェンですね
コメント、ありがとうございました
今晩は! * by さすらい人
エアチェック!懐かしいですね。社会人になるまでは、時間の許す限り、FMからダビングしまくっていました。
私の場合はオープンリールなどという高品位なものではなく、アカイのカセットデッキでしたが、それでも我家の安物のLPプレーヤーで再生する音質よりも、はるかに品位の高いものでした。
私はアーノンクール盤を愛聴しています。彼のベートーヴェンは、結構面白いと思いますし、モーツァルトやブラームスに感じるような抵抗は全くありません…。
私の場合はオープンリールなどという高品位なものではなく、アカイのカセットデッキでしたが、それでも我家の安物のLPプレーヤーで再生する音質よりも、はるかに品位の高いものでした。
私はアーノンクール盤を愛聴しています。彼のベートーヴェンは、結構面白いと思いますし、モーツァルトやブラームスに感じるような抵抗は全くありません…。
NO TITLE * by 天ぬき
さすらい人さん、こんにちは
エアチェックに熱中したのは
一つにはタダで色々な曲が楽しめたこと
そして、さすらい人さんがおっしゃる通り
自宅のプレーヤーで再生するよりいい音で聴けたこと
この二つだと思います
今ではCD等が安価になったためエアチェックも死語でしょうね
アーンクール盤は未聴なんです
クレメールが余り好きでないせいかもしれません
いつもコメントいただき
ありがとうございます
エアチェックに熱中したのは
一つにはタダで色々な曲が楽しめたこと
そして、さすらい人さんがおっしゃる通り
自宅のプレーヤーで再生するよりいい音で聴けたこと
この二つだと思います
今ではCD等が安価になったためエアチェックも死語でしょうね
アーンクール盤は未聴なんです
クレメールが余り好きでないせいかもしれません
いつもコメントいただき
ありがとうございます
殆ど聴いていませんが。
私のオープンデッキはアカイ製品でしたが、FMのエアチェックは懐かしい
思い出ですね。
以前ブログに書いたと思いますが、そのテープをCDに焼いて下さった人が
ありました。デッキを処分したことを書いたネットの偶然の縁からでした。
大事に保管しています。