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モーツァルト セレナード第12番ハ短調K388「ナハト・ムジーク」

モーツァルトの沢山あるセレナードのなかでも唯一の短調の曲。「ナハトムジーク」という副題がついています。この曲はセレナードとしては珍しい4楽章構成であることから後に弦楽五重奏曲に編曲されています。実はこの曲はエアチェックしたブダペスト四重奏団とトランプラーによるK406の五重奏曲のほうで長く親しんできたので初めてこの曲を聴いたときはあれっと思ったものでした。
管楽器のセレナードというと「グラン・パルティータ」が有名でもあり大好きな曲ですが、このハ短調も実に深い情緒に富んだ名曲と思います。モーツァルトの短調の曲に特有な緊張感、そして優美で伸びやかな音楽が交差する美しい曲で約24分くらいで全曲が聴けるというのも嬉しいことです(^^ゞ
今日取り上げたのはデイヴィス指揮、バイエルン放送交響楽団の管楽セクションによる演奏です。


davis388.jpg

デイヴィスの指揮したものは余り聴いていないので知らないのですが、この曲を聴いた限りではよく言われているように穏やかな音楽です。ジェントルという言葉があてはまります。この曲、特に第1楽章はダイナミクス、そしてテンポもメリハリをつける演奏が多いようなのですが、この演奏ではそういうことは最小限に押さえている印象です。第2楽章、アンダンテでの静かで豊かな歌が夜曲という副題に相応しくて一番の聞き物でしょうか?もちろん他の楽章も懐の深さを感じさせる大人の音楽という感じ。ゆったりとした気持ちでこの管楽器のハーモニーを楽しむことがげきました。私は一種の騒がしさのようなものが好みでないのでピリオド系は殆ど聴かないのですが、デイヴィスのこのセレナードを聴いているとその時代の楽器で演奏することよりも大事なものがあると思いました、私の好みですが。

録音は1991年。レーゲンスブルク。ホールというより市庁舎か会議室のようなところでのライブ録音。あまり音響条件が良くないのか管楽器の録音の難しさのせいなのか、音が拡散気味。鋭い音がなくてマイルドで落ち着いた音。定位ははっきりしているのですが全体的にモヤがかかったような感じで、もっとキリッとした音像や透明感が欲しいと思いました。
88点

コリン・デイヴィス指揮
バイエルン放送交響楽団
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