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ブラームス 「ハイドンの主題による変奏曲」作品56a

ちょっと前になってしまいましたがyokochanさんのブログで昔の、たぶん20年くらい前に発売されたWEEKENDシリーズからケルテスのシューベルトを取り上げていました。わたしが興味を持ったのはその中身ではなくてケースを含んだジャケットのほうでした。
yokochanさんのブログでは赤いケースが載せられていました。わたしもこのシリーズは何枚か持っていたので調べてみましたが残念ながら全て黒のケースのものでした。

それにしてもこのシリーズのジャケットをなんと評したらいいのでしょうか?
当時の廉価盤、といっても2000円を切ったくらいの価格だったように記憶してますが、いかにも廉価盤然とした丁装は今みても手抜きの見本のようなものです。
まあ、これを買ったときは聴きながらブラームスの顔の部分をボールペンであれこれ線を入れてしまいました。したがって写真はオリジナルとは少し違ってます(^^ゞ

今日はその中からモントゥー指揮のブラームス、「ハイドンの主題による変奏曲」を聴きました。


monteux.jpg


ハイドンの主題といってもハイドンのどんな曲からなのかは知りません。こういうのは知らなくても差し支えない?かえって知らないほうがいいのかも?ベートーヴェンの「魔笛の主題」などよく知っている主題のものもありますが、知らない曲から何の変哲もない主題をとったもののほうがいいような?意味不明ですね(^^ゞ
この曲はブラームスの管弦楽曲の中でも最右翼に置きたいくらいい曲だと思います。変奏曲らしい構成感とブラームスらしい分厚くてロマン的な美しさ、そして高揚感があって聴き応え十分、ブラームスの交響曲はちょっと、でもブラームスのオーケストラが聴きたい、そんな時にはぴったりな充実した作品ではないかと思います。今日はちょっと回りくどくなりました(__)
モントゥーの演奏を聴くといつも感じるのは包容力というか肌触りの良さです。ダイナミックな響きも決してうるさくならない。テンポを動かしても嫌みにならない。そうして無理なくクライマックスを築く。そんなブラームスがここでも聴けます。できそうで出来ないのではないでしょうか。ロンドン交響楽団も素晴らしい演奏です。このCDはウィーンフィルとの2番とカップリングされているのですが最初聴いた時にはウィーンフィルと思ったくらいにしなやかな音を出していました。
録音はライナーに明記していなのですが1960年頃のようです。
fレンジ、Dレンジとも広くはないのですが、すべてに於いて特に不満のないバランスのよい録音。広がり感よりも奥行き感が豊かで前後感はよく出る録音。特に大きな音にしない限りは比較的歪感も少なく暖色系の聴きやすい音でふくよかなブラームスが楽しめました。   88点

ピエール・モントゥー指揮
ロンドン交響楽団



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Weekend Classics

同じCDを持っておりますので、ブラームスのイラストへの書き込みには驚きましたv-290

モントゥーのブラームスはこの一枚しか持っていないのですが、ヴィーンフィルによる交響曲の第2番も素晴らしく、ロンドン響とのハイドンの主題による変奏曲も表情豊かな演奏ですね。

それにしても本当にこのCDのパンフレットは情報が少なく、曲目解説もないほどのシンプルさですね。

このCDのことを以前調べたら、フランスののモントゥーのディスコグラフィーを見つけました。

http://patachonf.free.fr/musique/monteux/discographie.php?p=b#b

これによると 交響曲が 1959年4月13-15日 ヴィーンのゾフィエンザール録音。変奏曲が1958年6月25日 ロンドンのキングズウェイホールでの録音とのことでした。

NO TITLE

私もこの廉価盤シリーズを何枚か持っています。青いトレイのものが多いですよ。
当時はまだプレス技術がイマイチだったのか、PCにリッピングしようとすると、CDドライブが異音を発するものがあります。音質は最新盤に比べると、素直なものがある反面、解像度の低いものもありますね。

ところで、ハイドンの主題ですが、ハイドンの主題ではないそうです。Wikipediaによると「主題であるコーラルはハイドン作のものではなく、古くからある賛美歌の旋律を引用したものと考えられているため、最近は《聖アントニウスのコラールによる変奏曲》と呼ぶ向きも見られるが、一般には《ハイドン変奏曲》との呼称が定着している。」のだそうです。

NHK-FMでもそのように解説されていましたよ♪

NO TITLE

望 岳人さん、こんにちは

同じCD、お持ちでしたか!!
当時はあまりのお粗末さからか
ボールペンでつい、いたずらを
汗顔の至りです(^^ゞ

貴重な録音情報、ありがとうございました
また色々と教えていただければ幸いです

NO TITLE

ハルコウさん、こんにちは

そういえばリッピングするとガラガラと異音を発するものがありますね
あれはプレスのせいなのですか!

ハイドンの主題については全く知りませんでした(^^ゞ

今日は望 岳人さんにも
ハルコウさんにも
教えられた一日でした

コメント、そしてご教授いただき
感謝です

NO TITLE

こんにちは。

顔への書き込み、スバラシ。! 

書き込みといえば。
大昔、中学生だったとき、音楽の教科書にモーツァルトやベートーヴェンの絵が載っており、それに落書きをして、先生に怒られた覚えがあります。ベートーヴェンの絵には、節をつけてみました。「♪ベートーヴェンの♪顔を♪見ろ~~♪」

ハイドンバリエーション。
これも大昔、高校生だったとき、何とこの曲を吹奏楽でやった(やろうとした)ことがあります。とても聴けない超下手なクラリネット吹きだったんです。結局演奏の形になったのは、テーマだけでした。

先輩が全曲を編曲をしたんですが、第1変奏から後の部分は演奏できませんでした。難しくて。テーマは吹くだけなら単純で気持ちが良いですからね。

私にとっては想い出のある曲です。バルビローリしか持っていませんけれど、モントゥーなら聴きたいですね。

NO TITLE

バルビさん、こんばんは

今日も楽しいコメントをいただき
ありがとうございました

私も20代の半ばにピアノに挑戦したことがあります
まあ、その先はやめておきましょう(;´_`;)

小さい時から教科書などにイタズラするのが好きでした
もう少し上手ければ笑えるのですが、、、

ジャケット

こんにちは。
手入れジャケットのお話、笑えました(笑)

ほんと、このシリーズの図柄は噴飯ものでした。
私の持つ傑作は、ケルテスのあの名盤「新世界」で、自由の女神なんですが、お顔がドヴォルザークになっちゃってました(爆)
ひと筆入れたくなりますよね~
私の手持ちは、黒がなく、青と赤です。

モントゥーのブラームスの交響曲は、2番以外はないところがまたモントゥーたる所以でしょうか。
あのような指揮者は、いまの世の中生まれえないのが寂しいですね。

NO TITLE

yokochanさん、こんにちは

そのドヴォルザークの新世界、持っています
そして、やっぱりイタズラしたような。。。(^^ゞ
ちょっと、あの名演には可哀想なので
後日、国内盤を買い直ししました。

モントゥーはいいですね
おっしゃるように今の世知がない世の中では
出てこないでしょうね、ホント寂しいです。

じつは「ハイドンの主題」ではないのです

こんにちは。
この変奏曲の主題は、ハイドンのディヴェルティメント Hob Ⅱ-46 の第2楽章に登場します。
この楽章には「聖アントニウスのコラール」というタイトルがついていますが、
その由来についてはよくわかっていません。
このディヴェルティメントは偽作で、ハイドンの作品ではないことはほぼ間違いないようです。
本当の作曲者はプレイエルとも言われていますが、確定していません。

ブラームスは友人でハイドン研究家のカール・フェルディナンド・ポールの家で楽譜を見て、
このコラール主題が気に入りメモしたそうです。
良く見るとじつに奇妙なメロディで、前半は4+4小節でなく5+5小節になってます。
後半は8小節のフレーズですが、そのあとに余韻のような3小節が追加されています。
ヘンです。妙です。

ブラームスは多分最初「なんじゃ、この妙チキリンなメロディは?」
と興味をそそられ、
気がついたら変奏曲を構想していたんじゃないでしょうか。

NO TITLE

木曽のあばら屋さん、おはようございます

わたくし、ナマクラ愛好家なもので詳しいことは何も知りませんでした。
今回はハルコウさんにも教えられ
また、木曽のあばら屋さんに詳細に教えていただきました。

まあ、この程度の知識でブログをやっております。
大目に見ていただき又おかしな事があったら
教えていただければ幸いです

コメント、そしてご指摘いただき感謝です(__)
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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