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モーツァルト 交響曲第29番イ長調K201

モーツァルトの交響曲で後期の6曲をの別にすると比較的有名なのは25番、28番、29番、31番、それに33番、34番あたりではないでしょうか。特に25番はアインシュタィンをして「小ト短調交響曲」と、「イ長調交響曲」は〈ひとつの奇跡〉であると言わしめたほどの名曲ですね。今日は29番のほうを聴いてみました。この曲はコンサートでもよく取り上げられていてカラヤンやベームも来日した折にプログラムに載せていました。今日はビデオソフトです。
bohmvideo.jpg


演奏はベーム指揮ウィーン・フィルのもので1973年のライブです。因みの同じ年の同曲をエアチェックテープで持っていますが同じものかどうかは確認しておりません。ご承知のようにベームはベルリン・フィルと1968年に、またウィーン・フィルとは1980年に同曲を録音しています。このビデオは両者の間に録音、録画されたものです。基本的には3種の演奏はテンポ等に於いて大きな差はないのですがオーケストラが違うとけっこう違ったものになっているようです。3種の演奏ともゆったりとしたテンポで始まるのですがベルリン・フィルとの演奏に感じるのは同じテンポ感でも「生気」というか「覇気」があって流れがあること。ウィーン・フィルとのものにあるのはそういう力強さよりも彫りの深さ、彫琢。そして音楽が重いというか沈み込むようなもので静的であり思索的。どちらを採るかは好みの範疇だと思いますがこのビデオソフトに記録されたモーツァルトは時期的にはベルリン盤に近いのですが静的な面が勝っていてウィーン・フィル盤とのほうに近いようです、というかウィーン・フィルと演奏するとこうなるのかな?
遅いテンポで一つ一つの音を積み重ねて音楽を立体的に構築していくような29番。特にホルンの生かし方が印象的でコクのある大人のモーツァルト。この曲は颯爽とした跳躍感ある演奏も多いと思いますが、それらとは違ったいかにもベームらしいモーツァルトでした。
なお、ビデオを見て改めて感じたのですが、指揮者の棒を見ているとその創り出されてくる音楽が実に説得力を持ってくるということです。ちょっとした間、ちょっとした緩急、強弱が目で確かめられることです。これはビデオならではの利点ではないでしょうか。

bohmvi.jpg


ビデオの音の標準というのが分からないのですが目を瞑って聴くと情報量が少なく物足りないけれど画面を見ながら聴いていると、格別に不足を感じないのが不思議。
CDなどでも音を聞き分けようとする時には自然と目を閉じる。視覚は聴覚を鈍らせるのかもしれません?

カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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NO TITLE

こんばんは。

こういうビデオがあったのは知りませんでした。私のLPは、1980年のものでしょうか。B面がハフナーになっています。

このLPの演奏は美しく、何度も聴きましたよ。


ベームのモーツァルトはベルリンフィルの他、このウィーンフィルとのこのLPは大切にしていた所有物です。


このビデオには大いに興味がありますよ。

NO TITLE

バルビさん、こんばんは

このDVDは目黒のHMVで見つけました
その時は確か2940円
衝動買いするところでしたが、ぐっと我慢
HMVサイトを見たら約2200円、正解でした

今日改めてサイトを見たら値上がりしてます
なんなんだろう??

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1344316

ベームのモーツァルトはベルリン・フィルとのものが好きです
別にウィーンフィルとのものが嫌いな訳ではありませんが・・・
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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