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モーツァルト弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩り」K458

モーツァルトの「ハイドンセット」から今日は有名な「狩」を。改めて言うまでもなくこの四重奏曲集は名作揃いですが最近まではK387,K421,K465、この3曲が特に好きで他の3曲はおろそかにしていました。が、最近ジュリアード四重奏団の演奏を何回か聴いているうちに他の3曲も劣らぬ名曲を知りました。で、K458の「狩」。重複しますがこの曲は「狩」という名がついていることと親しみやすい旋律から有名なのですが、個人的にはそれほどの曲ではないんじゃないかと思っていたのです。が、このジュリアードの演奏を聴いて考えを改めました。これはやはり名曲です。


haydnset.jpg


ジュリアードで聴けるこの溌剌として生命力にあふれた力強いモーツァルト。第1楽章の出だしから魅了されてしまいました。それは4人の呼吸というか間の良さ。丁々発止、勢いよく音楽が流れていき、そこにモーツァルトならではの愉悦感と生命力にあふれていていながら粗っぽくなっていないのが素晴らしい。特にマンのピンと張ったような高揚感に満ちたヴァイオリンの見事なこと!「狩」がこんなに魅力的な曲に思えたのは初めてでした。
この第1楽章に負けず劣らずに素晴らしいのが終楽章。このドライブのかかった弾むような音楽の運びには充実感が溢れ、ある種の凄さのようなものが感じられました。ジュリアードの演奏はウィーン風の典雅なモーツァルトとは違うので最初はとっつきが悪い、事実K387にはまだなじめません、しかし聴くうちに凄さが分かってくる。そんな種のもの、ただこの「狩り」は最初の音から魅了されてしまうとびきりの演奏かと思いました。

録音は1977年。レンジは広くないし音色が地味なのですが四つの楽器の分離と溶け合いのバランスが良くてこのセットでは上位の録音。もう少しヌケの良さと広がりがあれば、、、演奏が素晴らしいだけにちょっと惜しい。  90点


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NO TITLE

こんばんは。

天ぬきさんの記事を読むと、「狩り」が聴きたくなり、さっそく聴いています。私の所有は、先日書きました、ズスケSQの全集盤CDです。格安で購入したものです。

ズスケSQの方がジュリアードの演奏より、穏やかなんでしょうね。しかし、行き方は違っても、演奏は素晴らしく、また音楽自体がおっしゃるように素晴らしいので、何ら文句はありません。

でも、ジュリアードの演奏も聴いてみたいもんだな~。

NO TITLE

バルビさん、いつもお世話になります(__)

ズスケの演奏はあったはずなんですが見つかりません
全集ではなくて寄せ集め盤に入っていたものですが。

確認してはいませんがズスケのほうが穏やかだと思います
ジュリアードのは鮮烈な印象です、特に第1楽章が!
生き生きとしていて秀逸でした(^^
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