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ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調作品60

この交響曲は比較的早くから馴染んでいました。第5番の「運命」を買う時でしたが当時は「未完成」とのカップリングのLPが沢山あって、勿論有名な交響曲が組み合わせてあるのでとっても魅力的だったのですが、何故かそれに反発して4番との組み合わせのLPを選んでしまいました。演奏はワルター/コロムビアのものでした。最初は当然ながら「運命」ばかり聴いていたのですが、ある日4番のほうを聴いてみたら運命とは違う静的でありちょっと瞑想的で夢みるような感じもしたこの4番に惹かれていきました。今でも偶数番では4番が一番好きかもしれません。


isse.jpg


今日取りあげたのはイッセルシュテット/ウィーンフィルのCDです。この演奏はLPで聴いたことはなくてCDで発売されたのを機に買ったものです。ウィーンフィルによるベートーヴェンをデッカのいい音で聴きたい、そんあ思いで買ったような・・・
この曲では前半の2楽章が好きで、特に淡々とした歩みながら序々に叙情が膨らんでいくようで夢みるように美しい2楽章がお気に入りです。このコンビによる演奏がまたとてもいいのです。テンポなどはオーソドックスなものですが、しなやかな弦楽と木管とくにオーボエがからむ美しさにはうっとりしてしまいます。
よく言われるようにオーソドックスな演奏。昨今のピリオド系の演奏とは対極にあるもの。フォルテでも騒がしくなることなく、うまく言えませんがグラデュエーションをつけたように上品に響く。まろやかなウィーンフィルの音がマッチして優しい空気に包まれるようで幸せにしてくれるベートーヴェンです。多分にウィーンフィルの資質に頼った演奏かとも思いますがウィーンフィルはこういう指揮者が好きだったんでしょう、ウィーンフィルが気持ちよく演奏しているようにも聞こえました。
蛇足ですがシューマンが「2人の北欧神話の巨人(3番と5番のこと)の間にはさまれたギリシアの乙女」と例えていますが、そう「ギリシャの乙女」というイメージに合う演奏かとも思いました。

録音は1968年、ソフェインザール。適度のホールトーンを伴ってウィーンフィルのまろやかな弦、奥行き感豊かに魅力的な木管が聞こえる美しい録音。ここにもう少しの広がり、弦の分解能があったら。。。 92点


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ベートーヴェン「交響曲第4番」を聞く

1月26日と27日に開かれる山形交響楽団の第178回定期演奏会に向けて、ベートーヴェンの交響曲第4番を聞いております。演奏は、もちろん(4番はこれしか持っていない)ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団、1963年の4月5日にクリーヴランドのセヴェランス・ホールで録音...

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私は逆にLP盤を

こんにちは。今日は非常に暖かいぽかぽか陽気で、のどかでもあります。
この4番の第2楽章のメロディが浮かんできますね。
私のベートーヴェン交響曲LP暦(?)を思い出すと、3番(ワルター)、
9番(ベーム)、4番(マリーナ)の順だったです、多分(^。^)。
イッセルシュテットの2,4番はかなり遅い時期に買いましたが、2番は溝が
ぎっしり詰まっていて、一寸の埃で針飛びしてました(\^■^/)。
ワルターでは、1,2番が、そして、4,8番がカプリングでした。

NO TITLE

crestさま、こんにちは

こちらも(千葉県)もポカポカ陽気でした

私のLP歴は・・・
1,2番はカラヤン、英雄はマルケヴィッチ、田園はミュンシュ
7番はベーム、9番はワルターでNYフィルのほうでした
8番は忘れました(^^ゞ

詰め込みしたLPは割安感があって買いましたが
針飛びには泣かされました(;´_`;)

コメント、ありがとうございました

NO TITLE

こんばんは。

この第4は、私も若い頃、よく聴きました。セル+クリーヴランドOのLPです。セルのスタジオ録音はどれも颯爽としてすっきりしていて、好きでした。

その後、カルロス・クライバーのオルフェオ盤を買い、最初は「すごいもんだな~」などと思って聴いていたんですが、これは段々聴かなくなってしまいました。

今またセルのLPを聴いています。


実演では、昔々小澤さんが新日本フィルを率いて群馬の片田舎まで来て、ラヴェルのピアノコンチェルトなどと一緒にやってくれたのを聴いたことがありました。

これは、素晴らしかった記憶があります。

いい曲ですよね!

バルビさんと同じく、セルとクリーヴランド管の録音で聴いております。LPで全集を購入し、CDでも買い直しました。推進力に富み、颯爽とした演奏に、魅せられております。ギリシャの乙女にたとえるならば、鍛えた筋肉を持つスポーツウーマン風のタイプでしょうか(^o^)/
以前の記事をトラックバックいたしました。届くとよいのですが。

NO TITLE

バルビさん、こんばんは

私、最近感じることは
凄いと思った演奏よりオーソドックスな
曲の良さを聴かせてくれる演奏が好きだということです

釣りはやりませんが
フナに始まり、フナで終わる
似たようなものかもしれません

NO TITLE

narkejpさん、こんばんは

やっぱりセルですか!!

私は3,5,6,9番しか持っていないんです(__)
セルは以前のハイドンでも感心したところで
これから聴いていきたいと思っています
モーツァルトの協奏交響曲が今日届いたところです

TB届いています
コメント、TB ありがとうございました

懐かしいジャケットのお顔を見て、つい…

初めてコメントさせていただきます。
イッセルシュテットのベートーヴェンは、LPで全曲を愛聴していました。
4番の印象がどんぴしゃりでしたので、うれしくなってつい…。
時々お邪魔しますが、今後ともよろしくお願いします。

NO TITLE

さすらい人さん、おはようございます

拙ブログにお越しいただきコメントも頂戴してありがとうございます

イッセルシュテットのLPは欲しかったのですが買いませんでした、
というより当時は買えませんでした。

好みというものは変わるもので以前は物足りないと思っていたのですが
今では同曲でも指折りのものになっています。

素人による気ままでお粗末なものですが
お付き合いいただけたら幸いです
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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