スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

月の光  富田 勲

tomita.jpgドビュッシーは苦手です。全く聴かないというわけではないのですが、ドビュッシーを聴くぞ、そんな気合をいれないと聴けない作曲家です。弦楽四重奏曲やヴァイオリン・ソナタ、そしてピアノ曲では「映像」とか「子供領分」、「前奏曲集」あたりはなんとか聴きますが、管弦楽曲の代表作ともいえる「海」などはいまだにその良さが分からないでいます(;´_`;)   そんな自分が一番聴いたドビュッシーのLPやCDは何かと言われたら今日取り上げたCD(最初はLP)をあげるほ他はありません。
富田勲のシンセサイザーによるものです。シンセサイザーによるクラッシック音楽というと思い浮かべるのはワルター・カーロスによる「スイッチト・オン・バッハ」なのですけど、これを最初に聴いたのは大学の時で、これはこれで衝撃を受けました。が、この富田勲によるドビュッシーを聴いた時のほうが遙かに大きなインパクトでした。ここに収められている曲は全てピアノ曲、「版画」「子供の領分」「ベルガマスク組曲」「前奏曲集」これらからのものですが、ピアノで聴くよりもドビューシーのイメージの世界が広がっていくような気がします。これは録音によるところも多いと思うのです。つまり色々な音が眼前で前後左右に行き交う、音のホログラフィーが創られてイメージの創造を助けるからでしょう。まあ、ピアノの音だけでよりも豊かに聴けるのはドビュッシーの音楽には疎い私だからかもしれませんが。

録音は1979年頃。ジャケットには記載がないので初出の年からの推測です。このアルバムを創るにあたり富田勲氏も録音に関して相当関心があったようで「バイフォニック・ミキシング・サウンド」と名付けられています。4チャンネルで録音した音場が2チャンネルでも音場再生できるという技術だそうです。その効果かどうかは知れませんが前述したように音が飛び交うのを聴けるということはこのアルバムの価値を高めている一つの理由になっているかもしれません。  92点


録音時期について、いつもコメントをいただくハルコウ様より、次のように教えていただきました

「1973~74年です。NARM'74年度最優秀クラシカル・レコードも受賞しています」

ハルコウさま、ありがとうございました(__)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

NO TITLE

こんばんは。


私も、ドビュッシーは、特に管弦楽曲は聴くことが少なかったですね。ラベルは、それでも、以前からラ・ヴァルツなどの管弦楽曲、2つのピアノ協奏曲やダフニスとクロエなど、聴くことが多かったのです。

それでもこの3月、群響定期で「海」を取り上げてくれたおかげで、この曲には親しみがわくようになりました。生で聴くと、音のつながりや色彩感、ハーモニーなどが明瞭で、面白いんですね。

それで、この海をはじめとして、所有していたマルティノンのドビュッシー管弦楽集をあれこれ聴き出しました。

夜想曲など、大変面白い曲だと思いました。

なつかしい!

こんにちは。
冨田勲の「月の光」、初出時にLP買いました。
衝撃でした。
多彩な電子音が前後左右に飛び交い、無幻の境地に誘われました。
それまで経験したことのなかった音体験に興奮しました。
「展覧会の絵」「火の鳥」も良かったですねえ。
いまはCDで持っています。

NO TITLE

バルビさま、おはようございます。
いつもお世話になります。

おおしゃる通りドビュッシーのような音楽はメロディよりも
縦の響きが命
実演あとその面白さが聴きとれるかもしれませんね

しかしお近くで生の演奏に接することができる
バルビさまがうらやましいです。

NO TITLE

木曽のあばらや屋さま、おはようございます。

おっしゃる通りで何も付け加えることはございません
ホントにこの音の響きには衝撃を受けました
特に「アラベスク」などは原曲よりも素晴らしいとさえ思えてしまいます

コメント、ありがとうございました。

ドビュッシー

こちらでは初めまして。
「気合いを入れないと聴けない作曲家」って、いますね。私の場合はチャイコフスキーだったりします。
ドビュッシーは逆に最初に好きになったのが「海」だったかと思います。(もしかしたら「牧神の午後への前奏曲」だったかもしれませんが)
中学生の時、お正月にパリ管弦楽団の来日公演のテレビでこの曲を聴き、「春の海」の様な閑かで大らかな曲調に魅せられました。
以来、とても好きな曲の一つです。
私の場合、曲や作曲家、演奏家が好きになるのって、ほんのちょっとした切っ掛けの場合が多いように思います。
富田勲さんのシンセサイザー演奏懐かしいです。
残念ながらディスクは持っていませんが、当時とても格好良かった記憶があります。

NO TITLE

golf130さま、こんばんは。

拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
貴殿のような洒脱なブログではございませんが
今後ともよろしくお願いいたします。
また貴ブログ名を誤って表示しておりました
お詫びいたすとともに訂正いたしました。

わたくし、「海」のよさがわからないでいます。
golf130さまのおっしゃるように突然と視界が開けるのを
待っております。その日がいつなのかは。。。

コメント、 ありがとうございました

SNOWFLAKES ARE DANCING

このアルバムが録音されたのは、1973~74年です。NARM'74年度最優秀クラシカル・レコードも受賞していますし。私も今ではドビュッシーのピアノ曲について生意気なことを書いていますが、最初はこのアルバムからスタートしたのでした(笑) どの曲もアレンジが最高ですね♪ 冨田勲さんは、最新の技術を用いてもう一度録音し直したいとおっしゃっていましたが、うーん、このままでいいような気がしますね。

NO TITLE

ハルコウさま、おはようございます。

>このアルバムが録音されたのは、1973~74年です。NARM'74年度最優秀クラシカル・レコードも受賞していますし。

教えていただき感謝です。
CDのライナーには記載されていませんでした。
こういう事はきちんと表示してもらいたいものです。

おっしゃる通りこのアルバムはこれで完結していると思います
このままでいいと思いますね、私も。
プロフィール

pigumoncocco

Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カテゴリ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。