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ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」

exton.jpg少し前ですがエクストンのSACD10枚組を購入しました。SACDは通常一枚3000円以上はするので割安感もあって買ってしまいました。SACDプレーヤーは持っていないのですがハイブリット仕様なので現用のプレーヤーでも再生できるし、録音も定評あるものが揃っているし、将来プレーヤーを購入した場合に備えての意味もありました。昔CDが出始めた頃にCDであるがゆえに買っていたことがありましたがそれと同じ、SACDじゃなかったら買わなかったと思います、そんこと言ってはいけないとは思いますが。。。
そのなかからお目当てのベートーヴェンの「英雄」、朝比奈隆/大フィルのものを聴いてみました。このコンビの演奏はこれまで余り聴いていないしCDも持っていない、聴いたのは図書館で借りたCDだったりFM放送で聴いただけなので物を言う資格はないのですが、聴いた範囲で言うと正直言っていい印象がありません。共通していたのはオケの音が地味で豊かさに欠けること、音楽の骨格はしっかりしていても細部は結構雑なところがあるようで、特に音が重なり合った場合に響きに透明性を欠く、こんなところが耳についてしまったのです。ただ評価の高い御大の演奏ですから大きな期待を持って聴きました。
特に今回は録音も期待できるSACD。どんな豊麗な音で魅了してくれるかと楽しみにしてかけてみました。

全体的に恰幅のいい悠然とした「英雄」 エネルギーが噴出するとうよりは、そのエネルギーを内にためてたような滔々と流れる大河のような「英雄」なのですがどうも個人的好みとは相性が悪い。クナーパツブッシュも遅いテンポによる悠然とした演奏でしたが何かが違う?スケール感か、それとも一音一音の密度感?それとこの曲にはもっとメラメラと燃え上がるような炎のような情熱のようなものがほしい、特に両端楽章がいまひとつの盛り上がりに欠けそんな思いを強く感じました。良かったのが第3楽章のスケルツォ。特にホルンが素晴らしくて、聞き応え十分でした。第2楽章は念押すような結構分析的なものでちょっと意外な気がしました。というわけで正直言うと期待に応えてくれるものではなかった、期待が大きかったのですが、ちょっと残念なものでした。
ただ今回はプレーヤーが安物のユニバーサルプレーヤーなので相当程度は出てきた音自体を疑う必要があります。試しにCD層で一部を聴いて比較してみましたが全体の印象は変わらずで、かえってCD層のほうが全体にスッキリした音になっていました。SACDの音は臨場感豊かで滑らかな高域、たっぷりと伸びた低域、木目細かな音を連想させるものですが、現実に聴けたのは全域に渡って分解能の悪いもっさりとした音で高域は甘いし、しまりのない低域といいところがなく、SACDの真価を発揮できていなかったと思います。唯一いいのは奥行き感。第3楽章のスケルツォ、トリオに於けるホルンの柔らかくて強い音がステージの奥から聞こえてくるところはSACDの片鱗を聴いた思いでした。多分このプレーヤーでは情報量の半分も再生できていないのでしょう?
それにしても巷間高音質と伝えられているSACD。本来の音を得る為にはやはり専用のプレーヤーが必要と痛感いたしました。SACDの真価を発揮できるプレーヤーで聴いてみたら全く違った印象になる可能性はあります。
という訳でこの記事をアップするのは躊躇したのですが、後にSACDプレーヤーで聞いて再アップすればいいかなと思って。。。  

朝比奈 隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団
2000年7月23日 サントリー・ホール
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「英雄」交響曲

こんにちは。SACDは一枚だけ持っています。専用のプレーヤーでは
ないですが、いい音ですね(諏訪内晶子のシベリウスとウォルトンの協奏曲)。
ところで、「英雄」は最も好きな交響曲のひとつですが、朝比奈氏の京響コンサート
は最悪でがっかりした悪い記憶しかありません。
大フィルならあんなことはないと思いますが・・・。
我が家のオーディオで聴く昔からの愛聴盤はワルターで、後にセル/クリーヴランドと
フリッチャイ/ベルリン放送響が印象的です。

なお、4ヶ月半ぶりにブログ書きました(*^。^*)。 まとまらぬコメント、実は
これが目的で・・・・(^。^/)。

NO TITLE

crestさま、こんにちは。

ブログ再開されたようで何よりです。
楽しみが一つ増えました。

どうも朝比奈氏がうまく聴けないようです
まあ、いつか霧が晴れるように聴ける時がくるでしょう

「英雄」で凄いと思ったのはムラヴィンスキーの演奏
好きなのはワルター、そしてカラヤン(1960年初頭の録音のほう)です

NO TITLE

こんばんは。

私はこの曲大好きですね。私の愛聴盤は、チェリビダッケ、シュタインの晩年のもの、クーベリックなどです。

我が群響では10月定期で、時期シェフの沼尻竜典さんの指揮で熱演しました。

Shinmatsuさんという方が、《ベートーヴェン「英雄」聴き比べ》というブログを運営なさっています。既に200枚以上の英雄交響曲の演奏を紹介しています。

大体1週間に1枚の割合で記事を書いていますね。凄いです。私もいつもコメントしにおじゃましています。

我が高関健さん+群響の演奏もつい最近とりあげてくれました。

約200枚の演奏時間の平均は、49.56秒だったそうです。

NO TITLE

バルビさま、こんばんは。

私も「英雄」は大好きで
交響曲といえばこれか
ブルックナーの8番です

shinmatsuさんのブログ、面白そうですね
是非、伺ってみることにします

いつも色々教えていただき
ありがとうございます。
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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