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バッハ 平均律クラヴィア曲集第1巻より  ジョン・ルイス

lewis.jpgジョン・ルイスがバッハの音楽に興味と愛着を抱いたのはストコフスキーがフィラデルフィア管弦楽団を指揮した「トッカータとフーガ」だったそうです。つまりルイスいとってはバッハ大きな存在であったわけです。そんな彼がバッハの名曲である「平均律クラヴィア曲集」をジャズ風にアレンジしたのがこのアルバムです。彼は常にない時間と労力をこのアルバムに注いだそうで、そんな心意気がこのアルバムを見事なものにしたのでしょう。ここでルイスは各曲のプレリュードをピアノソロで弾き、一方フ-ガのほうはピアノに加えて各声部をそれぞれ別な楽器に担当させるいう方法をとっています。フーガが3声であればギターとベースが、4声であればヴァイオリンが加わるという具合です。
この演奏はバッハをジャズ風に演奏したもの、例えばジャック・ルーシェによるプレイバッハなどとは根本的に違いがあると思います。ルーシェのものがバッハをジャズ化したのに比べると、ルイスのこの演奏はジャズというものを通してバッハを演奏した、表現した、そういうふうに聞こえます。聴けばわかりますがこの演奏にはバッハのこの曲に有する深淵な世界を垣間見ることができます。つまりオリジナルで聴いた時に得られるのと同種の感動が得られるということです。静かで、深くて美しい世界が。
第1集であるこのアルバム(因みに4枚で第一巻全24曲)には1番、2番、6番、7番、21番、22番が収められています。すべて見事な演奏なのですが、あえて言えば1番、2番、7番が特に気に入っています。

録音は1984年。ニューヨーク。各楽器はスピーカーの間に展開するタイプで中央集中型。ハミングしながら弾いているルイスのピアノは一般のジャズピアノとは違って柔らかなソフトフォーカス的で尖った音は皆無。ドラムの無い編成もあって静かな音楽が淡々と流れていく感じがなんともこの演奏にはピッタリ、ベースの音程も明確で素晴らしい。ただしオーディオ的魅力には欠ける音で評価が難しい。中央集中的音場感には不満ありですが 90点。

 1プレリュード第1番
2 フーガ第1番
3 プレリュード第2番
4 フーガ第2番
5 プレリュード第6番
6 フーガ第6番
7 プレリュード第7番
8 フーガ第7番
9 プレリュード第21番
10 フーガ第21番
11 プレリュード第22番
12 フーガ第22番
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NO TITLE

こんばんは。

ジョン・ルイスは、私は知りませんでした。
私が知っている、LPやCDを所有している黒人のジャズピアニストは、O,ピーターソン、L,ブライアント、M,タイナーぐらいです。

ジャズとバッハとくれば、聴いてみたいもんです。J,ルーシェトリオのバッハは、LPですけれど所有していて、これは面白く聴いています。

このバッハとは、やり方が違うのですね。

NO TITLE

バルビさま、おはようございます。

R・ブライアントやO・ピータソン、沢山ではありませんが
結構聴くことが多いです。
J・ルーシェは私もLPの2枚組でお世話になった口です

このJ・ルイスのバッハはお勧めです。
全部で4枚ありますが
第1集が一番出来がいいと思います。
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