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モーツァルト ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K456

pera18.jpgモーツァルトのピアノ協奏曲というとやはり20番台のものが内容があって優れていると思うのですが、最近はオペラブッファを聴くような愉悦感に溢れた10番台のものを聴くことが多くなりました。なかでも好きなのは12番、15番、17番、18番、19番です。今日はそのなかから18番を聴いてみました。第1楽章から、もうオペラの主人公が登場してくような颯爽として楽しい音楽、第2楽章はここで改めて言うまでもありませんが「フィガロの結婚」のバルバリーナのアリア「無くしてしまった」と同じようなメロディで始まる主題を持った変奏曲として書かれていて、しめやかな美しさに満ちていてとっても魅力的。終楽章もオペラの大円団のような華やかな音楽で本当に聴いていて幸福になるような協奏曲です。今日はペライアのCDを選んだのですが、全3楽章、柔らかなで豊かな美音で聴かせてくれます。特に第2楽章におけるペライアは本当に美しいモーツァルトを聴かせてくれて、こういう優しさに溢れた音楽は正にペライアの独壇場といった感じ、表示はアンダンテなのですが、聴いた感じでももう少し遅くてラルゲットといえるような遅さでじっくり歌い込まれています。ペライアというピアニストとは踏み込み鋭くダイナミックな演奏をするタイプではなく、どちらかというと柔軟で優しい音楽なのですが、この演奏はペライアの美質が最上の形で現された一つかと思います。全3楽章、柔らかくて美しいタッチを活かした颯爽として生き生きとした最上のモーツァルトになっています。

この演奏はペライアが指揮も兼ねていますが、その通り音場感です。つまりオケがピアノを囲む感じ。始めはピアノとオケとの距離感が欲しかったのですが指揮をしながらだとこの配置になるので納得でした。
スケールの大きなものではありませんが、モーツァルトのこの協奏曲には丁度いいものかもしれません。ただ全体にオケに伸び伸びとしたところがなく詰まった感じなのが残念なところでした。 88点
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私も実は、crest-my7さん、ブログ更新なされなかったので、どうしていらっしゃるのかなと、心に思っていました。でも、リリー・クラウスの記事にコメントがあったので、安心しました。良かったです。


ペライアのモーツァルトは評判ですね。私は、ペライアの協奏曲では、17番と18番を裏表にしたLP1枚しか所有していません。全集はバレンボイムのものです。

このレコードが素晴らしかったので、他のペライアのモーツァルトのLP又はCDを「手に入れよう、手に入れよう」と思ってはいたんですが、ついつい怠慢になってしまい、時が流れてしまいました。

まあしかし、この18番の演奏は、ピアノもオーケストラも、音色・演奏共に本当に素晴らしいです。いつも聴いていたい、レコードです。

NO TITLE

バルビさん、こんばんは。

ブログでも人生においても
先輩であるcrestさまがお元気で安心しました

モーツァルトのピアノ協奏曲はバレンボイムの演奏
EMI盤が私の案内人でした
20番以降は新しいものも購入しました

ペライアは以前は物足りないような
そんな気もしましたが
最近はお気に入りになりました

ペライアのバッハ

こんにちは。
ペライアは、バッハとロマン派の曲で聴いているので、モーツァルトは未聴です。
バッハを弾くペライアは、滑らかなレガートがとても綺麗な、無理のない自然な音楽になっているので、記事を拝見しても、モーツァルトの演奏もそういう感じなのでしょうね。
ペライアはタッチや響きにとても気をつけているので、羽毛のように柔らかい感じがします。

バッハの曲の録音は、指の故障で演奏活動を中止していた後に、復帰してから立て続けに録音しているので、若いときに録音したモーツァルトよりも、音楽的には深みがあるかもしれません。


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yoshimiさん、おはようございます。

ペライアは最近お気に入りでよく聴いています。
yoshimiさんお勧めのバッハは少し前ですが
「イギリス組曲」を入手しました
まだ全曲は聴いていないのですが
グールドとは全く違う世界を聴かせてくれて
愛聴盤になりそうです
次は「パルティータ」を買うことになりそうです(^^

ペライアは素晴らしいですね!

モーツアルトの10番代のピアノ・コンチェルト、実は私も愛聴しています。18番も良いですね。今は特に17番のフィナーレにハマってます。私の場合もモーツアルトのコンチェルトはバレンボイムと内田光子さんが一番の『案内役』だったでしょうか。

ペライアは昔から頻繁に聞いていたピアニストではないのですが、特に復帰後は神懸かり的な名演を繰り広げていますね。バッハしかり、ベートーヴェンしかり。

この記事に触発されて、オール・シューマン・プログラムのアルバムを帰ってから聞こうと思います。

NO TITLE

サヴァリッシュさん、こんばんは。

コメントいただき有難うございます。

実は好みでは17番なのですが、このところ聴いていなかった18番にいたしました。
ペライアはちょっと穏健派のようで避けていたのですが
最近やっとその良さが分かったような気がしております。

シューマンはその気にならないと聴けない作曲家です
でも、ペライアとは相性がよさそうですね。

ド素人のブログですが今後ともよろしくどうぞ

シューマンはお嫌いですか?

おはようございます。
天ぬきさんも17番のコンチェルトはお好きでいらっしゃいましたか(^O^)
良いですよね、あの爽やかな青春の雰囲気も…
ペライアはやはり磨き抜かれた美音が最大の特徴ですから、どうしても技巧派に比べたら分が悪いですけど、指揮者でいうとハイティンクやデイヴィスのような味わいがありますね。ヴァイオリンでいうならズスケとか(^O^)

シューマンはお嫌いですか?交響曲はもとよりピアノ作品とか、私は非常に好きです。

こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

NO TITLE

サヴァリッシュさん、こちらにもコメント、ありがとうございます

ほかの曲もそうなのですが17番は特に」
オペラブファを聴くような楽しさがありますね。

わたしはどうしても
最初聴いた時に印象の強いものに惹かれがちでしたが
やっとそこから抜けられたようです(^^ゞ

シューマンは聴くといい曲と思うのですが
気軽に聴けない何かがあります。
交響曲よりはピアノ曲のほうが好みです
今、ポリーニの「幻想曲」を聴いてます
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Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

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