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ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77

auc.jpgブラームスといえばヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン協奏曲といえばブラームスを思い浮かべるくらいに、この曲の存在は大きいものがあると思います。ブラームスとしては分かりやすいというか、流れがいいというか。晦渋な音楽が多いブラームスとしては親しみ易いのですが立体的で奥行きも深く、音楽的な価値ではベートーヴェンのそれよりも上位に置く人も多いようです。。
取り上げたのはオークレール/オッテルロー指揮のもので1958年録音というちょっと古めのCDです。オークレールは指の故障から若くして引退を余儀なくされたようですが、端正な美しさから残されたものはみな一聴の価値のあるものといえそうです。このブラームスもオークレールらしい極めて繊細で真摯であり流麗さをもった女性らしい気品に満ちた演奏です。ここには同じ女流であるヌヴゥーのようにぐいぐいと引っ張っていくようなテンションの高さもオーラのようなものはありませんが、一音一音を丁寧にニュアンス豊かに弾いていく一途な美しさを感じました。彼女の資質からしてリリシズムに溢れた2楽章が一番の聞きものになっているのは当然ですが、1楽章や終楽章に聴ける弦に弓をぶつけていくような気迫に満ちた弓さばきや多彩な音色の変化も楽しめてます。スケール豊かな大きな演奏ではありませんが、全体的には品格のあるブラームスになっています。

録音は1958年録音というちょっと古めなもでの特にオケには古さを感じます。広がりはありますが奥行きはあまりありません。また全体に丸みを感じさせ分解能も低いので俗にいうダンゴ状態のオケですが、きつい音ではないので聴きやすいものです。ただ中央に定位するヴァイオリンは良く録れていて微妙な音の変化も十分聴きわけられるレベルです ヴァイオリンは90点、オケは80点ということにしておきます。

ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ウィレムヴァン・オッテルロー指揮
ウィーン交響楽団
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NO TITLE

こんばんは。

ブラームスのコンチェルトは素敵ですね。といってもCDやLPをそう多く持っているわけでもありませんが。

私の愛聴盤は、マルツィ+クレツキのモノラルLP盤です。オークレールのものは、昔から興味を持っていたのに、所有することもなく過ぎてしまいました。紹介して下さったから、手に入れてみようかな~。

昨年群響定期で、この曲を女流の神尾真由子さんをソリストに尾高さんの指揮で取り上げてくれました。素晴らしい演奏でした。あらためて第2楽章のオーボエの旋律の素晴らしさを認識しました。勿論神尾さんのソロも素晴らしかったのです。

NO TITLE

バルビさま、こんばんは

マルツィとは貴重盤ですね
バッハの無伴奏はよく聴きましたが
ブラームスの協奏曲は未聴です
聴いてみたいですね

神尾真由子さんの生を聴かれたのですか!
う~ん!!

第2楽章のオーボエの旋律
ヴァイオリンが弾くことはないようです
ソロが、不思議ですね~

コメント、ありがとうございました

この盤、私も好きです。

こんばんは。
オークレールのブラームス、私も好きです。私が持っている盤は2枚組で他にチャイコフスキーとメンデルスゾーンが入ったものです。
あと、古い録音では、最近復刻されたラウテンバッハーのブラームスも割と味があります。この人のバッハの無伴奏を聴いて気に入ったので、他の曲をと探していたら、最近、国内盤で復刻されてます。

NO TITLE

yamaotokoさま、こんにちは。

オークレールを始めて聴いたのは
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲で
fontanaレーベルの17センチ盤でした。
中学時代にこれは、よく聴きました。
 
ラウテンバッハーというヴァイオリニストの名前は知っていましたが
聴いたことはありません
ご教授、そしてコメント、ありがとうございます。
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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