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パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調

パガニーニのヴァイオリン協奏曲というとまずは1番でしょうか?その1番は以前にフランチェスカッティの演奏で取り上げました。パガニーニには「ヴァイオリンとギターの為のソナタ」という佳曲もあってそちらをと思ったのですがまたヴァイオリン協奏曲にしました。4番です。
以前に1番の協奏曲をフランチェスカッティ盤で取り上げた時にも書いたのですがパガニーニのヴァイオリン協奏曲はどれを聴いても大同小異、全部聴くことはないと思っています。そんなことを言っておきながら協奏曲を取り上げているのは矛盾するのですが気分の問題なのでお許しの程を。
個人的に聴くのは1番と4番、あとは2番の例のラカンパネラの終楽章だけを聴くくらいです。この4番の終楽章はその2番の終楽章とよく似ていてちょっと書き直した程度のものと思えてしまうのですが、どうなんでしょうか??
pa.jpg


今日聴いたアッカルドのものは胸がすくような演奏、快演というべきものでしょうか。艶やかで明るい、一点の曇りもないヴァイオリン!多分超絶技巧というべき箇所がふんだんにあると思われるのですが、そんなことをまったく思わせないようにスイスイと伸びやかに弾いているヴァイオリンはまさに爽快。薬師丸ひろ子のセーラー服と機関銃(古いですね!)ではありませんがアッカルドはヴァイオリンから機関銃のように美音を発射しているかのように聞こえます。ダダダダダッ、快感!!
バックのデュトアのオケもスケール豊かな明るい音でサポートしていてこの陽性の曲にはピッタリ。ジメジメとした梅雨空を吹き飛ばすには格好のものでした。

録音は1975年。スケール感があって明るく豊かなオケをバックにヴァイオリンが中央に定位。ただしヴァイオリンが前に張り出してくるタイプではないですが好みのものです。ただ、オケに関しては着色されれたような明るい響きなのと分解能がイマイチなのが減点 92点

サルヴァドーレ・アッカルド(vn)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
シャルル・デュトワ(指揮)
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パガニニ ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調

Fran11burog.jpg今回は通俗名曲の一つであるパガニーニのヴァイオリン協奏曲の第一番です。
ものの本によるとパガニーニは大変な守銭奴であり抜け目の無い人間だったようです。
自分の音楽が盗用されることを恐れオーケストラの楽譜は演奏会当日に配り終えると回収してから帰ったそうです。
そのせいかオーケストラパートは初見で演奏できる程度の平易さにしていたとか??

パガニーニには全部で6曲のヴァイオリン協奏曲がありますが乱暴な言い方をすると、どれを聴いても皆同じに聞こえてきます。
そういう訳で普通には全曲を聴くこともないと思います。個人的に聴くのは今回取り上げた1番と4番がほとんどです。
さてこの1番ですが(1番に限らず全6曲共通ですが)オペラでいえばヴェルディ?ズンチャチャ、ブンチャチャの伴奏に乗ってイタリアン・カンタービレが艶やかに歌っていくのを聴いていると音の桃源郷に誘い込まれてしまいますね。
こういう曲を俗悪と批判する大先生もいらっしゃるようですが私は無条件にこの音の法悦にひたりたい。
パガニーニ万歳です!!

CDは沢山出ていますがやはり世評高いフランチェスカッティ盤でしょうか。
録音を考慮すればアッカルド盤も素晴らしいのですがフランチェスカッティの演奏、特に終楽章の軽やかな弓さばきからくる粋で自由闊達な音楽を耳にするとこちらに軍配をあげざるを得ないです。
余談ですがフランチェスカッティの愛器であった1927年製のストラディヴァリウスは現在はアッカルドが使用しているそうです。
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月に数回ですが更新しようと再開しました

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