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ヴェルディ 「トロヴァトーレ」 抜粋

先日立ち読みをしていたら、ペット好きに犬派と猫派があるように、オペラ愛好家にはヴェルディ派とプッチーニ派があるというのを読みました。ヴェルディ派は犬好きで思考的で論理的で社会的、プッチーニは猫好きで感覚的で享楽的で個人主義ということだそうです。私のペットは犬でして確かににプッチーニよりはヴェルディが好みです。とはいっても思考的で論理的で社会的というわけではありません。ヴェルディの大ファンではないからかもしれません??
私が初めて聴いたヴェルディのオペラはセラフィン指揮の「トロバトーレ」です。FM放送でマズチェーナのアリア「炎ははじけて」を聴いて是非全曲聴いてみたいと思い購入したものです。これはLPだったのでカセットに録音してクルマの中などでもよく聴いていました。これが今でも一番取り出すことが多くて、一番沢山聴いてきたヴェルディのオペラです。といっても有名な数曲しか知りません。
今日はシッバース指揮のものを抜粋盤で聴いてみました。抜粋盤というと怒られかもしれませんが、私のようなナマクラ愛好家には丁度よいのです。


trova.jpg


ヴェルディのオペラでは、ヴェルディには限らないですが、強力な歌手が必要、このCDでの四人の歌手は粒ぞろいと言っていいんじゃないでしょうか。特にコレルリのマンリーコとシミオナートのアズチェーナは最高といってもいいかと思います。コレルリの張りのある高音と量感のある深い声、有名な「見よ、恐ろしい炎を」における圧倒的迫力と至難の高い音(ハ音だそうです)を聴くとこれだけども元をとったような気持ちになるほどでした。シミオナートの陰影豊かで滑らかで、凄みも感じさせてくれるマズチェーナのアリアも最高、本当に素晴らしくてリピートボタンを押してアンコールさせてしまいました。他の二人も高水準だと思うしヴェルディの歌の競演に引き込まれていってしまいました。シッバースの指揮はスピード感があって快適なものですが抜粋盤なので流れが止められてしまうのがなんとも辛いところです。しかし歌手がこれだけ揃ったトロヴァトーレ、聞き所はほぼ収録されているので文句はありません。オペラは声が主役であるということを改めて教えられたCDでした。

録音は1964年なので格別にレンジが広いという訳ではありません。が、厚みがあって鳴りも良くてEMIとは思えない程。この頃のEMIには好録音があったのです。全体的にメリハリの効いたというよりもソフト、しかしながら定位、奥行き等はハッキリしていて音場感が豊かで実に聴きやすいものになっています。今日、聴いてみて歌手の良さ、録音の良さから全曲盤が欲しくなった次第です。録音 92点

フランコ・コレッリ(マンリーコ)
 ガブリエラ・トゥッチ(レオノーラ)
 ロバート・メリル(ルナ伯爵)
 ジュリエッタ・シミオナート(アズチェーナ)
 フェルッチョ・マッツォーリ(フェランド)
 ルチアーナ・モネタ(イネス)、他
 ローマ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 トマス・シッパース(指揮)
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