スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マスカーニ「カヴァレリアナ・ルスティカーナ」

masc.jpg


今日は珍しくオペラです。オペラは嫌いではありませんが大ファンというほどでもありません。聴くのはモーツァルトとかヴェルディ、それにR・シュトラウスを少しといったところが主でワーグナーは長くて二の足を踏んでしまいます(^^ゞ
最初に聴いたオペラはショルティの「魔笛」、20代半ばでオペラに接したのも遅かったわけです。オペラなど知らなかった大学時代、特に音楽が好きでもないのにオペラには結構詳しいやつがいたのでオペラのことで話したことがありました。まあ、オペラの聴き方のようなものを聞いたわけです。彼曰く「オペラなんて音楽のついた芝居、その筋にしたってたいしたものではない、男と女の他愛のない話、舞台を(視覚的に)楽しんで気に入ったアリアを楽しむ、つまらいところは寝てる。歌劇場ってのは社交の場、盛装してきてその雰囲気を楽しむ、そんなに隅からすみまでを真剣になって聴かなくたっていいんだよ」そんなことを言ったように記憶しています。これには異論はあるとは思いますが、ある意味では正しいのかなとも思いました。ちなみに彼は外交官の息子で長年パリに住んでいた帰国子息?でした。
今日取り上げたのはマスカーニの「カヴァレリアナ・ルスティカーナ」これは全曲と通して聴いても70分と少しという短さもあって割合と聴いてきました。親しみやすく美しいメロディ、劇的な起伏があって有名なアリアも聴けるフレンドリーなオペラです。でもCDはこれ一つしか持っていません(^^ゞ  うまく説明できませんがこれを聴いていると、これでいいじゃないかと思ってしまうのです。たとえばトゥリドゥ、このCDではアンゼロ・ロ・フォレーゼという歌手が歌っています。デル・モナコのそれを聞けば上には上があるもんだと思わざるを得ませんがこのフォレーゼという歌手もなかなかのもので、この公演にはちょうどいい具合、合っているような気がしてしまうのです。それになんと言ってもシミオナートの存在感です。彼女が登場すると雰囲気が一変してしまうように聞こえます。無駄のない滑らかな発声による説得力抜群の歌唱は他を圧しています。この演奏は昭和36年のイタリア歌劇団のライブ録音なのです。たぶんまだオペラというものを知ってる人が少なかった頃、オペラの公演自体が珍しかった頃に本場イタリアのオペラが日本に響いた価値ある演奏会の価値ある記録。この時期にこういう公演が行われたことは大変なことだったと思われます。そんなことを思って聴いていると私のような古い人間は一緒に大声出して歌ったり?古き佳き時代を思い出しながら聴いていると、いいな~、この演奏で十分、そう思ってしますのです。


録音は50年近く前のライブとは思えない優秀なもの。もちろん欠点はいくつもあります。オケがピット内ということもあってこもり気味、特に低音が伸びきらないとかプロンプターの声が耳障りとかあります。しかし低音を除いては素直な音。歌手の音像は小さからず、大きからず。奥行き感もあるし、いい意味での暗騒音もあって臨場感のある聴きやすい音です。 オマケで90点

NHKイタリア歌劇団シリーズ
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全曲
指揮:ジュゼッペ・モレルリ
NHK交響楽団
森 正(合唱指揮)
NHKイタリア・オペラ合唱団
藤原歌劇団合唱部
東京放送合唱団
東京コラリアーズ

配役:
サントゥッツア……ジュリエッタ・シミオナート
トゥリッドゥ………アンジェロ・フォレーゼ
アルフィオ…………アッティリオ・ドラーツィ
ルチア・・・・・・アマリア・ピーニ
ローラ・・・・・・アンナ・ディ・スタジオ

収録:1961年10月23日、東京文化会館
スポンサーサイト
プロフィール

pigumoncocco

Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カテゴリ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。