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ヴィオッティ ヴァイオリン第22番イ短調

Save0001.jpg先日、いつもお世話になっているバルビさんが故五味康佑のことに触れていました。私も五味氏のファン、小説ではなくてオーディオや音楽関係のほう、結構氏の書き物は読みました。そこで知った音楽家にはローラ・ボベスコやサヴァティーニ等がいましたし、曲ではフランクのヴァイオリン・ソナタ、そして今日取り上げたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲も五味氏の本で知った、そんな一つでした。氏はこのピーター・リバーの演奏するヴィオッティのヴァイオリン協奏曲のLPが欲しかったそうですが廃盤、所持している人が死ぬのを待つしかない、それが盤鬼、そんな趣旨のことを書いています。私もヴィオッティのヴァイオリン協奏曲は好きで主にグリュミオーのもので聴いていますが少し前にHMVにおいて板起こしによるCDが発売されていることを知り購ってみました(購うという表現は五味氏風です)
この曲の第1楽章の最初のところを聴くといつもモーツァルトのK491のピアノ協奏曲の終楽章を思い浮かべてしまいます。そんなオーケストラの前奏が終わってヴァイオリンの登場。音は細身で繊細、しかしながらなよなよしものではなくてしっかりとした主張を持った強さを感じさせるものでこの曲に合っているよう。腕に任せて弾きまくるタイプではなくて一つ一つの音を誠実に丁寧に音にしていく。そんな稟とした音で丹念に真摯にこの曲を歌いあげていく。演奏としては古いスタイルと思わせられても納得してしまう格調の高さ、古典美。そんなバリーの資質からして第2楽章をじっくり聴かせてくれるのは当然として、3楽章も飛翔するよう、音楽が羽ばたくように伸びやかで気持ちがいいし、ところどころで何とも言えない歌い回しも魅力的で録音の古さを忘れるほどでした。

録音1951年。板起こしなので多くを望めませんが思っていたよりはいい音、というよりは聴きやすい音。ヴァイオリンの高音が若干きつく響くのが少し辛いところですが。こういう音盤はあまりボリュームを上げずに聴くのが無難。小さな音でしんみりと聴くのが合っているようです

クレメンス・ダヒンデン指揮
ヴィンテルトゥール交響楽団
ペーター・リバール(Vn)
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