スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パーカッションの饗宴

前回のバレンボイムの幻想交響曲はちょっと消化不良のような感じでした。でも続いて同じ曲を聴く気力はありませんので、同曲の4楽章「断頭台への行進」だけをとびきりの録音で聴いてみました。聴いたといってもパーカッションによる編曲版です。演奏しているのはザ・オールスター・パーカッション・アンサンブルというグループです。これは常設の団体ではなくてアメリカ東部のオーケストラ、ニューヨークフィル、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管、クリーブランド管等の打楽器奏者10人をレコーディングの為に集めたようです。指揮と編曲はハロルド・ファーバーバンという人で全く知らない人です。これはCD黎明期のものですが今聴いてもその録音は見事なものです。

pa_20100725104528.jpg

音像は明快、音場は透明でリアル。楽器の位置と大きさがわかるような録音。特に奥行きの深さが印象的です。
シンバルの動きが見えるような高音の繊細感、ティンパニのパワー感など申し分なく目を瞑って聞いていると眼前に楽器が想像できるくらいのリアルさです。これは素晴らしい録音です。贅沢をいえば録音会場の暗騒音や奏者の息遣いのようなものが感じられないところでしょうか?猛暑の中ボリュームをおおきめにして聴きました(^^) 他の3曲も同じく優秀録音で特にカルメン幻想曲が秀逸、オーディオチェック用にも使っています。

ハロルド・ファーバーマン 指揮と編曲
ザ・オールスター・パーカッション・アンサブル

1 ビゼー カルメン幻想曲
2 ベートーヴェン 交響曲第9番より「スケルツォ」
3 パッヘルベル カノン
4 ベルリオーズ 幻想交響曲より第4楽章



スポンサーサイト

クレマン・ジャヌカン 「鳥の歌」

クレマン・ジャヌカンという名前を知ったのはレコ芸誌での皆川達夫氏の紹介記事と記憶しています。誌上でそのLPを大推薦、これを全部買い占めたい、違うかもしれませんがそんなようなことを書いていました。そこまで絶賛するならと買ったのがこのLPでした。

janu.jpg

このLPはそれなりに面白かったのですが、熱心に聴くというまでには至らずいつしかラックの中で眠ることになりました。
次にジャヌカンの名前を聞いたのは故長岡鉄男氏が別冊FMfanの外盤ジャーナルで紹介されたものでした。

oyseau.jpg

この写真はCDですが最初はLPで購入しました。長岡氏の推薦したものですから当然その音が目的で購入した。ここには「ひばりの歌」「少女」「ある日コランが」など20曲のシャンソンが収められていますが、飛び抜けて面白いのは「鳥の歌」です。人の声の超絶技巧、まさに鳥を模倣した音楽には驚きました。驚いたのは歌だけではなくてその録音の素晴らしさにもでしした。この盤については「長岡鉄男の外盤A級セレクション」でも紹介されていますので一部を載せておきます。

「・・・鳥の歌のものまね風の歌い方、トットットッ、ピッピッピッ、ツルルルル、タットルタットル、ギックリギックリ、と千変万化の舌の魔術は絶品・・・・録音は超A級。声が力強く、鮮明で、透明で、艶がある。・・・最高級の漆塗りの輝くばかりの艶である。音像も三次元にソリッドでリアル、口のあけ方までわかる感じだ。・・・」

実はこれを、25年近く前になると思いますが長岡邸で聴いたことがあります。当時は方舟ではなくて母屋のほうですが、まあそれは正に眼前の演奏を思わせるリアリティ、上記の解説の通りの音、そんな見事な音と記憶しています。こんな音を我が家で聴けたらとそれなりの努力をしてきましたがあえなく挫折。長岡邸で聴いたような音には遠く及びません。が、その片鱗くらいは再生出来ているかとは思っています。
とにかく面白い曲ですね。5分くらいの曲なのでyou tubeにアップしておいたので興味のある方はどうぞ。



録音は1982年。ラジオ・フランスの106スタジオ。カウンターテナー、テノール、バリトン、バスにリュートが加わった編成。長岡氏の文を引用した通りの優秀録音です 96点

クレマン・ジャヌカン・アンサンブル

井上陽水 「センチメンタル」

井上陽水の第二作目のアルバム「センチメンタル」。このアルバムはその題名の通り女々しくもセンチメンタルな曲が並んでいます。通して聴くと、いささか単調なのですが一曲一曲は陽水らしい佳曲が収められています。なかでも好きなのが「あどけない君のしぐさ」という短い曲。日常のありふれた風景をたんたんと歌った不思議な魅力に溢れた曲で最初に聴いた時から気に入っています。これは録音も良くてチェックにも使ってきました。まず左手からギター、続いて右手からもギター、その伴奏が終わると中央、やや奥まったところにぽっかりと陽水のヴォーカルが浮かび上がる。ヴォーカルの定位や滲みが無く肥大することない音像をキッチリ再生させることが出来るかがチェックのポイントになります。陽水の声が大口になったり陽水がそこで歌っているような等身大のイメージが得られない場合はスピーカーのセッテェングに問題有りということになります。。長年この曲をこんな目的で使ってきました。

陽水はこの後「氷の世界」の大ヒットを飛ばしてメジャーの仲間入りをしました。そうなったのはいいのですが、それと共に録音にかける予算も増えたのは想像するに難くありません。しかし予算があれば、あれこれしたくなるのが人情、ロスだったか海外で録音した次作の「二色の独楽」は聴くも無惨な音になってしまいました。予算が少なかった頃のシンプルな録音の頃が陽水の最高の時期だったと思っています。つまり、ワタクシ的にはポリドール時代の「断絶」「センチメンタル」「氷の世界」、この三作こそを陽水の不滅の三部作なのです。 録音90点

サン・コロンブ 「二つのヴィオールの為のコンセール」から

コロンボサント・コロンブという作曲家のCDで持っているのはこれ一枚で詳しいことはわかりません。これ輸入盤なので解説を辞書を片手に、そんな気力も語学力もとっくに失せてますから致し方なしです(^^ゞ
有名なマラン・マレの師のようですがその師のマレも殆ど知らないのですから。。。(^^)/
そんなCDをなんで買ったのかというと、音です!! 故長岡鉄男氏が優秀録音盤として推奨していたので購入した訳です。オーディオに凝っていた時代の一枚です。曲は二台のヴィオールの為のコンセールで演奏はサヴァールとクイケンという名手二人。
最初に納められている曲はコンセール27番「ブラスク(突風)」 突風を思わせるように二台のヴィオールが激しく交錯して始まります。そして典雅な歌が続き、その二つの曲想が織りなす綾がなかなか魅力的。名曲かどうかは分からないですが宮廷音楽らしい佳曲と言えるのではないでしょうか。録音のほう素晴らしい。目の覚めるようなヴィオール、繊細というより艶やかで厚みがあって高密度な音が聴けます。高域はヴィオラ並み、低域はゲーリーカーのコントラバスも顔負け!?音程明確で実に切れ味のある低音です。定位もしっかりしていて左右の二台の楽器が交錯するさまが見えるような優秀録音盤です。こういうのを聴くといいオーディオが欲しくなっちゃうんですよ~
プロフィール

pigumoncocco

Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カテゴリ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。