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ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」

最近のCDの安さには驚きます。なんでこんなに安くできるのか?
ありがたいことですが、以前に買ったCDの価格を考えると嬉しくもあり、恨めしくもあります
さてそんなSONYの激安ボックスの中から購入したものの一つがセルのハイドンです。R0014613.jpg

セルのハイドンは以前にも取り上げたのですが、今回も凄く良かったので再登場です。

交響曲第104番「ロンドン」は数多いハイドンの交響曲の中でも最高傑作といわれる名作です
この曲をセルがどう料理しているか聴いてみました
最初にいってしまうとこれは素晴らしいハイドンです
どう素晴らしいかというのは聴いてもうらうほかないのですが、一応貧弱な文章にするとこうなります
とにかく一点の曇りもない響きと曖昧さなどを微塵も感じさせないフレージングが気持ちよい、一種の快感を感じます。
それがこの曲の古典美を際立たせているようであり、そこから自然と歌が沸き上がってくるようなところ、セルの真骨頂ではないでしょうか。
意識して歌わせているのではなくて、自然と歌になっているというところがセルなのです。
全4楽章すべていいのですが後半の二つの楽章、特に第3楽章のメヌエットがそういうことを感じさせてくれる最高の出来かと思いました。
このボックスは4枚組で1500円くらいで今では激安ではないかもしれませんが買って決して損はしない、いや是非聴いて欲しいボックスと思いました

1954年録音のモノラルです。セルのCBS録音とういといいものが少ないです。たいていは硬くて響きが薄くてレンジも狭い、まあそういうのが殆どです。これはおまけにモノラルということで全く期待していなかったのですが思っていたよりはイイ音でした。
推測ですがリマスターにおいてプレゼンスを付加したか、または全く反対にオリジナルテープに忠実にしたか?どちらにしてもいままで聴いていたセルのものよりは中低域が豊かでホールエコーもあって聴きやすい音です。第3楽章のメヌエットでティンパニーがクレッシェンドしてくるところなどの奥行き感などはモノラルであることを忘れさせるほどの音でした。

ジョージ・セル指揮
クリーブランド管弦楽団
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ハイドン 交響曲第101番ニ長調「時計」

先日、実家の書棚を整理してました。特に高校、大学時代に使った教科書や辞書などを整理しました。こんなものを手に取ると若かった時のことを思い出します。その中の一冊がこれ、斉藤秀三郎による「熟語本位英和中辞典」です。

dic.jpg

これは確かZ会の会報誌を読んで買ったように記憶しています。確かこんなことが書いてあったと思います

「・・・この辞典を半分でも読んで手垢にまみれてきたら赤飯を炊こう、合格祝いの」

大昔のことなので詳細は覚えていませんが趣旨はこんなものでした
これを読んで早速大枚1500円を叩いて、当時の普通の辞書に比べると3倍くらいしましたか、意気込んで買ってしまったのがこの辞典です。そう、これは辞書ではなくて辞典。未知の単語を調べるという目的よりも基本的な動詞や前置詞の幅広い用法を知る、折りにふれて読んで英語に慣れる、そんなものだったのです。残念ながら半分はおろか三分の一も読めなかったので赤飯を炊くことはありませんでした。
この斉藤秀三郎という人が小沢征爾の師である斉藤秀男氏の父君であることを知ったのはずっと後のことでした。
さて、この時代、つまり私が高校生だった時代ですが「百万人の英語」というラジオ講座があったことは私くらいの年代の方なら皆さんご存じかと思います。いつも居眠りしながら聴いていた?そんな思いしかありませんがテーマ音楽だけは鮮明に覚えていました。

という訳で今日はハイドンの「時計」です (^^ゞ
そんな訳で小澤征爾指揮する斉藤記念オーケストラといきたかったのですが、ありません。そこでモントゥーの演奏にいたしました。
cl.jpg

「時計」というと真っ先に取り出したくなるのがモントゥー/ウィーン・フィルのCDなのです。モントゥーの演奏は何を聴いていると豊かな気持ちになれる。このハイドンはその典型かもしれません。悠容迫らず、聴き手を包み込むような大きさがあります。大きさといってもクレンペラー等の厳しいものとは違って優しさを感じる大きさでしょうか?迫力もあるけど力ずくにならないので素直に聴けてしまいます。こういう指揮をする人はいなくなったようですが。。。

録音は1959年。古さは否めません立体感に溢れた雰囲気のある暖色系の聴きやすい音。シャープというよりは温かみのある、それでいながら木目の細かさにも不足しない肌触りの良い音楽的な音。奥行きに比べて広がりが今ひとつなのが残念なところ 92点

ピエール・モントゥー指揮
ウィーン・フィルハーモニー

             お知らせ

暑さが和らぐころまで休ませていただきます
お盆明けには再開の予定ですが
予定は未定にして決定にあらずです
なおヤフーのほうで週に一度くらいの割合で音楽関連のものをアップする予定です。勝手ながらそちらを覗いていただけたら幸いでございます(__)

ハイドン 弦楽四重奏曲第41番ト長調op.33-5

ハイドンの弦楽四重奏曲は好みのものですが「ロシア四重奏曲」は聴いていませんでした。曲集の中の「鳥」は知っていましたが他の曲は聴いたことがありませんでした。この曲集はモーツァルトのハイドンセットに影響を与えたものとして有名なのですが、その割には録音が少ない?自分が知らないだけなのかも知れませんが、これまで聴かないでいたので購入いたしました。以前にもウェラー四重奏団のものを注文したのですが入荷せずにキャンセル。その後もフェティクス四重奏団のものを注文して、これまた入荷せず。こうして縁がなかったのですがこの度モザイク四重奏団のものを入手いたしました。モザイクは好きではないのですが。。。??(^^ゞ

moza.jpg


さて一枚目をまずCDプレーヤーにセット。このCDは作品番号順ではなくて41番が最初に収録されています。
でその41番なのですが、まあこれは素晴らしい四重奏曲です。軽快で爽やかでモーツァルトのK387の第1楽章を思い起こさせるような第1楽章、ハイドンらしい伸びやかさと湿っぽくならない憂いのある美しいメロディと印象的な終わり方の第2楽章、ユーモアがあって生き生きとしたメヌエット、そして第4楽はモーツァルトのK421の終楽章を思わせるシチリアーノ、曲想は違うのですが耳の印象がそう思わせる変奏曲で締めくくられます。モーツァルトがロシア四重奏集の影響を受けてハイドンセットを書いたということをこの一曲だけで納得させられたような気がしました。しかしこんなに美しい曲を知らなかった!自分が知らなかっただけなのですが隠れた名曲とはあるものです。
音楽の素人の言うことではありませんが作曲的には特に凝ったものではないと思うのですが、とにかく第1ヴァイオリン主導のディベルティメント風ともいえるこの曲、ハイドン特有の明快で外連味のない実に聴いていて楽しくて充実感のある佳曲と思いました
演奏するモザイク四重奏団、透き通るような四つの楽器の響きの見事さよ。特に表情的ともいえる第1ヴァイオリン、それを雄弁にささえる他の三つ楽器のバランス良さ。よく調和した見事な演奏かと思いました。


録音は1995年。 四つの楽器の定位と溶け合いがバランスよく響ハイドンに相応しいく気持ちのいい録音。ただ楽器のせいなのか録音のせいなのかわかりませんが若干中域の厚みが足りない。やや薄く感じられる逆カマボコ型。そこが惜しいという感じでした。  92点

モザイク弦楽四重奏団

ハイドン 交響曲第100番ト長調「軍隊」

今日もLPです。なにを聴こうかと少し考えたのですがワルター/ウィーン・フィルによるハイドンにしました。最初は「奇跡」にしようと思ったのですが、これまでにプレヴィンとセルの演奏でエントリーしているので「軍隊」のほうにしました。ハイドンの交響曲で最初に聴いたのがこの曲でサヴァリッシュ/ウィーン交響楽団によるものでした(裏面は驚愕)ただこの頃はハイドンの良さが分からなかったので頻繁に聴くことがなかったLPでした。今日のワルター盤は中古で購入したものです。銀座のハンターだったか?中古店というと新宿のトガワというお店しか行っていなかったのでふらっと寄ってふらっと買った、そんなLPですが後日レコード番号を見るとGR-2257、LPでは初出盤でした。


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さてこのLPのライナーノートは坂清也氏が書いています。ライナーというものは普通はそこに収められた演奏を褒めているのが普通なのですが、ここではワルターとハンドンの音楽が相容れないものがあってモーツァルトやブラームスなどに比べると成功していなようなことを書いています。簡単にいうとハイドンの乾いた情感とワルターの豊かな人間性が合わない、そんんなことらしいのですが。。。
私のような素人には分からないのですが音楽は理屈で聴くものではないと開き直れるのが素人の強みです(^^
まあ、そんなことはさて置いて、ここに聴かれるハイドンの美しさはまさに往時のウィーン・フィルだけが為し得たといっても過言ではないかと思います。前半の二つの楽章が時に素晴らしい。現代の喧騒とは無縁だったノンビリとした良き時代、優雅、典雅、気品、そんな言葉が浮かんできます。ワルターのテンポの良さ、間の良さは格別の感があります。前半の二つの楽章、とりわけ第1楽章で最高にその良さが発揮されていて全4楽章の中でも一番の聞き物になっていると思いました。
それにしてもウィーン・フィルは美しい。SPからの復刻盤ながら十分にその美音がオーディオといことを忘れさせて伝わってきます。この音を聴くだけでもこの盤の価値があると言ったら言い過ぎかな??
蛇足ですが最近ベーム指揮の「ナクソス島のアリアドネ」というDVDを視聴ました。
(1965年ザルツブルク音楽祭ライブ モノクロで音声もモノ)
ここで聴いた音にもこのハイドンでの音と同質のものがありました。古き佳き時代のウィーンの香りとでもいうのでしょうか?このオペラはよく知らないので語る資格はないのですがオケに関しては超一級のものだと思いました。

ハイドン 交響曲第88番ト長調「V字」

今日はハイドンの交響曲を。100曲以上あるハイドンの交響曲ですがよく聴くのはせいぜい10曲くらいで、88番はそのなかの一つ。際だった特徴のある交響曲ではないと思いますが不思議と聴き飽きないです。これにはワルターという定評ある演奏があり私もその演奏で育った人間ですが今回は違ったものを選んでみました。
クレメンス・クラウス指揮、バイエルン放送交響楽団によるライブで1953年の録音なので当然モノラルです。


k88.jpg


録音の古いもの、特にオーケストラものは余り聴かないのですが、たまにはこんなものもいいかな取り出しました。
音は思ったよりもいい、聴き易い音です。モノですから広がりはありませんが奥行き感はあるのでなかなか雰囲気はいいです。雰囲気といえばオーケストラの音が実に柔らかくて滑らかで雰囲気がいい。これ、ウィーン・フィルといっても疑う人、いないかもしれないです。古き佳き時代の演奏という言葉がぴったり。この演奏を聴いていると「優雅」「典雅」「育ちがいい」「趣味がいい」そんな言葉が浮かんできます。そういえばクラウスはハプスブルク家の人間という説もあるらしい?
決してうるさくならないフォルテ、速めのテンポでの柔らかなフレージング。ちょっと丸くなりすぎて女性的なハイドンかもしれませんが得難い、今日ではなかなか聴けないハイドンの交響曲の演奏かと思いました。音のことも聴き進むうちに気にならなくりました(^^

クレメンス・クラウス指揮
バイエルン放送交響楽団
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Author:pigumoncocco
月に数回ですが更新しようと再開しました

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