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ディ・ステファノの「ナポリ民謡集」

LPが聴けるようになりました。あれこれといじっているのでまだ未調整の部分はあるのですが音は出ます(^^

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きれいさっぱりLPを聴くことを諦めたつもりだったのですが、人の心はどこかで変わってしまうものです。
さて、せっかくLPが聴けるようになったので乏しいLPから選んでみました。ラックに残っているのは主に若い時に買った古いものばかりでモノラル録音のものが大半を占めています。そんな中から鬱陶しい梅雨空を吹き飛ばすようなディ・ステファノのナポリ民謡を。

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これを買ったのは確か中学時代です。音楽の時間に聴かされてもので、曲名は忘れましたがサンタルちアの他に数曲だったかな??曲名はともかく、ナポリ民謡の甘美なメロディにすっかり魅了されて後日三越で父親に買ってもらいました(^^
改めて眺めてもるとLPのジャケットって存在感がありますね

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そして東芝エンジェルの悪名高かった赤いレコード盤です

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長い間、多分30年以上聴いていなかったのですがきちんと音は出ました。思っていたよりもノイズは少なくて聴きやすい音。スクラッチノイズとともにステファノの張りのある美しい声が懐かしさをともなって聞こえてきます。急に遠い昔のこと思い出してきました。坊主頭で学んでいた板張りの教室。あの頃はフローリングなんて言葉はありませんでした。それからやっぱり木製の傷だらけの机に椅子。エアコンなんてないから暖房は石炭ストーブだったですね。

ナポリ民謡を一番聴いていたのはそんな頃で20代になってからは殆ど聴かなくなってしまったし、今でも音盤も他にはタリアビーニのものがあるだけ、パヴァロッティのも少しだけあったかな?そんな私ですがこうして聴いてみるとステファノのその節回しが快く響く。これぞナポリの男によるナポリ民謡といった感じでした、刷り込みだったせいもあるでしょうけど。。。
「サンタ・ルチア」なんか一緒に歌ってしまいました。音痴なんですが。
そういえば音楽の実技、といっても歌うだけ。いわゆる歌唱テストがこの曲だったことがありました
ステファノの歌い回しを真似したのはいいのでしすが、お粗末な声ですから笑いものに。声量豊かだったら少しは格好良かったのですが。先生にもイヤミのようなことを言われたのを思い出しました。
そんな昔のことを思い出しながら聴いたナポ民謡集でした。

「サンタ・ルチア」 「オ・ソレ・ミオ」 「フニクリ・フニクラ」 「マレキアーレ」等全16曲が収録されています。
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グルベローヴァ オペラ・アリア集

gruberova.jpgグルベローヴァの名前を聞いたのは1980年にウィーン国立歌劇場の日本公演に於ける「ナクソス島のアリアドネ」でツェルビネッタを歌って賞賛の嵐を浴びたことが最初だったと記憶しています。確か新聞紙上かFM番組でも吉田秀和氏が絶賛していたような記憶があります。当時、声楽にはあまり興味が無かった私ですが、そんなことが頭にあったので後年買ったのがこのCDでした。
曲目は下記のように全5曲、時間にして45分くらいのもので、今の感覚からすると収録時間の短いものですが、私などには丁度いいものになっています。
聞き物は何といってもツェルビネッタの15分近くもある長大なレシタティーボとアリア「偉大なる女王様」。これはコロラトゥーラ・ソプラノの魅力のすべてが凝縮されているといえる難曲中の難曲。細い鉄線のような強靱な声を駆使して、これを完璧に歌っているグルベローヴァは正にソプラノの「偉大なる女王さま」といえそうです。このCDを買った時は3200円でしたが、この1曲を聴けただけでもその価値があると思ったものでした。無論その他の曲もソプラノ・コロラトゥーラの素晴らしさを堪能できる名唱揃いで価値ある一枚です。

録音ですが、こちらも高水準。長めで自然な残響を伴った快い響きの管弦楽をバックに、中央に程よい距離感をもって定位した清らかでよく通る声が実に美しい。また音像も肥大することなく等身大に近くてこれも高水準。ある程度ボリュームをあげても音が崩れない好録音で曲、演奏、録音、三拍子揃ったお気に入りの一枚です。 95点




・モーツァルト:歌劇『ルーチョ・シッラ』~むごい危機を思い起こすと
・R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』~偉大なる王女さま
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』~おお花よ、おまえに会えるとは思わなかった
・ケルビーヒ:歌劇『メデア』~それから御身、私に幸福を約束してくれる御身
・トマ:歌劇『ミニョン』~私はティターニアよ
 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 ミュンヘン放送管弦楽団
 ランベルト・ガルデッリ(指揮)
 録音:1983年10月10-17日、バイエルン放送第1スタジオ(デジタル)

スキーパ愛唱歌集

schipa.jpgまた古いものになってしまいました。このLPはなぜ買ったのか覚えていないのですがきっと古いオリジナル・ジャケットに惹かれてだったと思います。エルマンやコルトー、ガリ・クルチ等も同じシリーズで購入しています。
スキーパという歌手で持っているのはこれ一枚だけなのですが親しみやすい選曲とその甘い美声の魅力もあってお気に入りの一枚、CDにしてクルマでも聴いています。カンツォーネ、アルゼンチンタンゴの名曲が合わせて14曲が収録されています。先日とりあげたタリアヴィーニも美声ですが、このスキーパはそれ以上かもしれません。楽天的というか開放的な水もしたたる美声とでもいうべきでしょうか。クラッシックの歌手が例えばタンゴなどを歌うと何か畑違いというか素直に楽しめないものが多いのですがスキーパの歌はそんなことを感じさせません。パヴァロッティも甘い美声ですがどちらかというと美声任せで一本調子なんてことを時として感じさせることもあるのですが、スキーパはその美声を浪々と響かせてもそこの抑制が効いていて、しかも歌い回しに味があるのでウットリさせるくらいにこれらの聴き古した名曲を聴かせてくれます。このなかで一番のお気に入りは超有名な「ラ・クンパルシータ」です。甘く切ない美声としゃれた節回しが実にこの曲にマッチしていて何度聴いても飽きることがない名唱になっています。SP原盤ですが十分に鑑賞に堪える音質です。

フェルチョ・タリアヴィーニ/ベル・カントの神髄

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歌ものは頻繁に聴く訳でもないし、沢山の歌手を聴いているわけでもないので偉そうなことは言えないのですが好きな歌手、男声歌手を聞かれたら次の3人をあげることになります。マリオ・デル・モナコ、ルチアーノ・パヴァロッティ、そしてフェルッチョ・タリアヴィーニです。
今日はなかでも大好き、甘い歌声のタリアヴィーニのCDを聴いてみました。
このCDは「レコード芸術」、つまり音楽之友社から発売されたものです。
当時タリアヴィーニのLPやCDが欲しくてしかたなかったのですが、あちこちのレコード店には一枚もなくて販売を待ち望んでいた時だったので誌上で発売を知った時は歓喜したものでした。

タリアヴィーニはご承知のように圧倒的な声量によるドラマティックな歌い方とは正反対、どちらかと言うと弱音に魅力があります。
これだけ甘美で陶酔的な弱音を使った歌声を他に聴いたことがありません。発声法からいうと裏声のようなものを使い一部には批難の声もあったと聞いていますが、この甘美で艶やかな歌声には理屈を超えてうっとりするほかないでしょう。
収録されている曲はすべてタリアヴィーニのお得意のものばかりですが、なかでも「人知れぬ涙」「夢のように」「ありふれた話」・・・いや~やっぱり全部素敵なんです。プッチーニなどは声量的に弱さを感じさせなくもありませんがタリアヴィーニ節で聴かせてしまいます。こんな歌手はもう出ないのではないでしょうか。座右の一枚です。


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月に数回ですが更新しようと再開しました

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