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サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61

kyon.jpgサンサーンスはサラサーテの名人芸に惹かれていたようで「序奏とロンドカプリチオーソ」や「ヴァイオリン協奏曲」は彼の為に作曲されたようです。サーンサーンスに関して吉田秀和氏は50歳くらいの時の著のなかで俗っぽいと批判していて評価していなかったようでうです(今はしりません) しかしこれだけ美しい旋律と名人芸的な快感を併せ持つ曲も少ないのではないでしょうか。ついでに言うと、このところは個人的にはこういう俗っぽい曲?特にヴァイオリンのものが大好きで、例えばパガニーニ、ビュータン、そしてコルンゴルトなどのヴァイオリン協奏曲等を聴く頻度は前回取り上げたブラームスやベートーヴェンなどのおれよりはるかに多くなっています。今日はこの華麗で情熱的な協奏曲をチョンキョンファのヴァイオリンで聴いてみました。
この演奏には一種の高揚感、緊迫感、そしていちずな熱気のようなものがはらんでいて良くも悪くも緊張を強いる演奏に思えます。例えばフランチェスカッティの演奏に聴けるような良い意味での軽さ、洒脱さのようなものは聴けませんが、違った面からのものとしては、熱のこもった演奏の一つの典型のようなものかもしれません。フランチェスカッティのが鼻歌まじりのようにその美音を駆使しての、肩に力が入らない洒脱さがあるのに対して、こちらは全身全霊でこの曲に没入している感じさせるサンサーンスになっています。
とにかく彼女の実演の姿、前のめりになって獲物を追うような動物のような、そんな姿を連想させるもので、うねるような歌い回しと攻撃的な踏み込んでいくような強さを感じさせるヴァイオリンには身を正してしまうような迫力があります。

録音は1974年。 ヴァイオリンは中央に定位。オケはバスに力があって迫力は十分。しかしレンジは広くないようで、特に低域はある帯域からスパっと切られているような感じで空気感のようなものは稀薄でした。また音場は昔よくあった左右に中央奥といったもので、弦はU字形の展開ですが管楽器との距離感は浅めで、広がりや奥行き感も豊かとはいえないレベルでした。 88点

チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、指揮:ローレンス・フォスター

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サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調作品78

saintsaens.jpg以前から早く目が覚めていたのですが、最近はそれに拍車がかかったようです。6時だったのが4時半から5時。加齢による早朝覚醒が進んでいます(;´_`;)
5時半には起きて犬を連れて30分ばかり散歩。家に戻って軽い曲を聴きながらカフェオレというのが習慣になってしまいました。

梅雨空が続いています。気分も滅入ります。今朝は小編成のものではなくてスカッとするような曲を選びました。サン=サーンスの交響曲第3番です。
演奏はミュンシュ。これに限ります。
青竹をスカッと割るようなと形容される豪快一直線な演奏。でも決して一本調子ではなくて起伏が大きく雄大であり全曲を貫いているエネルギー、推進力が圧倒的。聴いた後にはカタルシスを感じさせてくれます。たまには朝からこんな曲を聴くのも気持ちのいいものです。
音のほうは1959年の録音なのでさすがに古さを感じさせるものです。しかしこの時代特有のエネルギー感に溢れたもので鑑賞するには十分なクォリティだと思いました。

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月に数回ですが更新しようと再開しました

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